ブックタイトル広報とね 2017年1月号 No.634
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広報とね 2017年1月号 No.634
3 平成29 年1月(№ 634)地域力が生かされる時代へ町議会議長 井 原 正 光 平成29年の年頭にあたり、議会を代表して町民の皆さまに謹んで新年のお祝いを申し上げます。 町民の皆さまには、希望に満ちた初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 平素から町議会に対しまして、多くのご支援とご協力をいただき、心から深く感謝いたします。 昨年を振り返りますと、4月に発生した熊本地震では、多くの方が被災し尊い人命が奪われました。8月には、4つの台風が日本に上陸し、中でも台風10号は統計史上初の東北地方への上陸となり各地に甚大な被害をもたらしました。また、ゲリラ豪雨や突風なども相次ぎ、近年の異常気象に驚かされ、自然の猛威の中で改めて防災対策の重要性を痛感した年でありました。 その一方で、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、多くの国民に勇気と感動を与えました。私は、メダリストたちが表彰台に上り、インタビューを受けている映像を観て思うことは、正にこの瞬間のために4年間、苦しい思いをしながら努力して勝ち取った勝利で、努力は必ずや実を結ぶものであるということです。3年後の2020年には、夏季オリンピック・パラリンピック競技大会が東京で開催されます。どのような感動のドラマが展開されるのか、今から楽しみでなりません。 本町におきましては、高齢化の進展に歯止めがかからない状況にあり、65歳以上の高齢者の方は、全人口の約4割を占めています。しかし、私は、マイナスには捉えていません。むしろ、これからの時代は、元気な高齢者が地域活性化の担い手になる、正に地域の宝であると思っております。 高齢者の方々が、長年培った豊かな経験や知識・技術を活かして、さまざまな分野の活動に参加し、地域を支え、地域の担い手として活躍していく仕組みづくりが、今後ますます重要になると考えております。 国は地方創生の旗を振りますが、地元では、なかなか活性化が見出しにくいのも現実です。私は、高齢者の地域デビューこそが、町を活性化させ、ひいては住みよい町となり、我が町にあった地方創生につなげるものと思っております。 町民の負託を受けた我々町議会は、町政の事務事業に精通するために、各自研さんを続けていかなければなりません。まずは、新年度の予算審議から全員で問題を共有できるよう努めてまいります。そして、本年も町民の皆さまの福祉の向上を目標に、町民に開かれた議会を目指し、さらなる議会の機能強化と充実、運営の改善を推進してまいります。 今後とも町民の皆さまには、より一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、本年も皆さまにとって素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。