ブックタイトル広報とね 2017年1月号 No.634

ページ
24/26

このページは 広報とね 2017年1月号 No.634 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報とね 2017年1月号 No.634

平成29 年1月(№ 634) 24『自助・共助・公助でつながる防災の和』ぼうさい 掲示板◎問い合わせ先 役場総務課 消防交通係 ℡ 68-2211(内線506)健康教室取手市医師会℡0297(78)6111 親知らずは、18歳以降に生えてくる最後の永久歯です。最近、親知らずが生えてこない方が多く見受けられます。スペース不足で歯が出てこられない場合やはじめから歯が欠如している場合があります。 親知らずが問題となるのは、親知らずが中途半端に斜めに生えている場合で、しっかり歯が磨けないために親知らずの周囲の歯茎が腫れたり、ひどくなるとあごまで腫れてくることがあります。また親知らずの手前の歯が虫歯になり歯が痛くなることがあります。 症状がなくても歯科医院であごのレントゲン写真を撮った際、あごの中に親知らずが埋もれているのが見つかったり、まれに親知らずが原因で歯の周りの骨を溶かす腫瘍や嚢のう胞ほうなどの病気が見つかることもあります。 この場合放っておくと痛みが出たり、あごが腫れてきたりします。 病気が大きな場合や深い場合は、入院して手術をし親知らずについてて取り除くこともあります。しかしあらかじめ親知らずを抜いておけば、この病気は防ぐことができます。 症状がなくても定期的に歯科医院で検査して、親知らずの有無を確認しておくことが大切です。 親知らずを抜く必要がある場合は、なるべく若いときできれば20歳前後がお勧めです。歯の周りの骨がまだ柔らかく比較的容易に抜歯が可能です。若い時の方が抜いた後の傷の治りが早いです。また20歳前だと親知らずの根の長さが短いため、抜歯後のあごの神経障害が少ないです。年をとるとあごの骨が次第に硬くなるため、骨を削る量が多くなり腫れや出血が多くなり、治りも遅くなります。60代になると糖尿病や心臓、腎臓の病気が増え、全身的なリスクが増えます。 症状はなくても年に1度は歯科検診をおこない、必要ならあごのレントゲン写真を撮ってもらい歯に異常がないか確認されると良いと思います。親知らず以外に虫歯や歯周病が発見できるかもしれません。○災害直後の行動が人命を救う! 災害が発生したとき、国・県・町は、災害情報の発信、避難所の開設、被災者の救出などのほか、生活再建の支援等を行います。これを公助と呼びます。 しかし、大規模な災害が発生した直後の人命救助に限っては、公助による即時の対応は極めて困難です。そこで公助の活動が開始されるまでに力を発揮するのが、自助と共助です。『自助・共助・公助』の3助がひとつの和(輪)となり、個の力が町全体の防災力を高めることになります。自 助 自らの身は自ら守ることです。主に事前の防災対策から、他人に頼れない発災時に、災害での命を左右するのは、自助努力が重要です。共 助 個人や一家庭の力だけではどうにもならない状況において隣近所同士、地域で力を合わせ助け合うことです。特に、発災直後に力を発揮し、避難や後片付けにも有効です。公 助 町民の力では、どうにもならない状況での最後の受け皿と言える存在であり、災害への対応のほか、生活再建段階で力になります。防災・減災共助公助自助基本