ブックタイトル市報たかはぎ 2017年1月号 No.684

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概要

市報たかはぎ 2017年1月号 No.684

高萩市長小田木 真代あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、平成29年の清々しい新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。昨年中は市政へのあたたかいご支援とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、昨年を振り返りますと、4月の熊本地震、10月の鳥取県中部地震の他、11月22日には福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震により、本市も震度5弱を記録するなど、日本各地で自然災害が発生するなど、暗いニュースがあった一方で、本年4月3日から放映される、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』のロケ地に高萩市が選ばれ、市内においても撮影が本格化するなど、本市にとって、明るいニュースもありました。そのような状況の中、これまで一貫して取り組んで参りました施策に、本年も引き続き、取り組んで参ります。まず、ハード面についてでありますが、東日本大震災後、最重要課題として取り組んできた市内の復旧については概ね完了し、現在、市役所庁舎の再建工事を本年7月中旬の完成に向けて進めているところであります。市民の皆様が心待ちにしている、復興のシンボルとなる庁舎でありますので、完成に伴うお披露目や落成式等を検討して参ります。また、平成31年茨城国体の軟式野球会場となる「高萩市民球場」の大規模改修工事を、本年3月中旬の完成に向けて進めているところであります。完成後には記念試合を、また、シーズンオフには野球教室を開催するなど、気運醸成にも努めて参ります。次に、ソフト面についてであります。全国的な問題であります、少子高齢化社会、人口減少社会につきましては、本市にとりましても重要課題の一つでありますので、引き続き「出会い・結婚」、「妊娠」、「出産」、「子育て」の4つのステージ毎の総合的な支援を展開して参ります。具体的には、若者の〝出会いの場?づくりとしての「ハッピーサポート事業」や、各種検診に対する助成を行って参ります。また、地域コミュニティの再建、活性化につきましては、モデル地区として3箇所を選定したところでありますので、今後、住民・目的別組織・行政などが一体となり、地域コミュニティの環境整備に努めて参ります。さらに、地域振興・交流人口の拡大につきましては、ボーイスカウト日本連盟の野外活動における拠点施設「大和の森 高萩スカウトフィールド」の整備が中戸川地内に進められております。本市では、この施設を整備することにより、地域振興・交流人口の拡大が期待されることから、これまでも施設整備費の一部を支援して参りました。昨年、その財源の一部に、本市が県内で初めて国の認定を受けて、活用が認められた「企業版ふるさと納税制度」により、趣旨にご賛同を頂きました多くの企業の皆様からの寄付が充てられております。ご協力をいただきました企業の皆様方に対して、あらためて御礼を申し上げます。最後に、地域特性、魅力並びに知名度向上についてでありますが、新たな特産品として「花貫フルーツほおずき」のブランド化に取り組み、昨年度からは、地域おこし協力隊の3名も含めて、生産体制の拡大や品質管理の向上、販路拡大に努めております。昨年は、県北芸術祭にあわせて、新たな加工品としてアイスクリームを商品化し、販売を開始した他、東京青山にあるレストランの総料理長、神保佳永シェフ考案のほおずきを使ったデザートを開発いたしました。また、高萩産の酒米で醸造した日本酒「高萩 真心一魂」が完成し、本年、発売開始となります。今後とも、地元農産物を使った加工品の開発や販路拡大に努めて参ります。結びに、私が市長として努めてきた3年間は、高萩市が元気になるために、震災からの復旧・復興、高萩の創生に向けて邁進して参りました。本年は1期目の集大成として、「愛する郷土高萩発展のために」、引き続き着実に推進して参りますので、市民の皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。本年が、皆様にとりまして、素晴らしい年になりますようご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。年頭のごあいさつ愛する郷土高萩発展のために謹賀新年2728市報たかはぎ 2017.1 2