ブックタイトル広報さくらがわ 2017年1月1日号 No.271

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広報さくらがわ 2017年1月1日号 No.271

11 さくらがわ 2017.1.1 体に必要不可欠な食塩でも、とり過ぎは禁物 食塩は体に必要なものですが、食塩を多くとる食生活を続けていると、高血圧から動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす危険が増し、さらに腎臓病や胃がんなどの引き金になります。 食塩はしょうゆや味噌などの調味料だけでなく、パンやうどん、肉や魚の加工食品にも多く含まれています。食塩を気にせず好きなように食べていると、あっという間に1日の食塩摂取目標量(男性8g以下、女性7g以下)を超えてしまいます。食塩のとり過ぎは心臓や血管に負担をかけ、血管の老化を早めることに 食塩をとり過ぎると、体は水分を取り込んで、血液中の塩分濃度を薄めて元に戻そうとします。塩辛い物を食べると水が飲みたくなるのは、このためです。しかし、これによって増えた血液を全身に循環させるには、心臓からの強い圧力が必要となり、結果、血圧が上昇します。 「たかが食塩ぐらい」と見くびると危険です。食品表示を確認しよう 食品のパッケージには、ナトリウム量または食塩相当量が表示されています。ナトリウムというのは食塩に含まれる成分の一部のことであり、「ナトリウム量」=「食塩相当量」ではありません。 ナトリウム量を食塩相当量に置き換えるには、次の換算式を覚えておくと、買い物などに行ったとき、その場で食塩相当量が計算できるのでとても便利です。食塩相当量(g)=ナトリウム(g)× 2.54●おいしく減塩するために減塩生活をスタート 「おいしく減塩するために」の表を参考に、まずは自分の食生活を振り返り、減塩生活をスタートさせましょう。子どもの頃から減塩を 子どもの味覚は、体の成長と同じく乳幼児期に著しいスピードで形成されていきます。 濃い味に慣れて味覚が鈍くなり、食塩の多い食事をとり続ければ、生活習慣病を引き起こすことが考えられます。 食塩を控えるために、子どもの食事で心がけたいことをご紹介します。・ だしや酸味、玉ねぎなどの野菜やきのこを活用し、ソース・ケチャップ・醤油といった調味料を控える。・ 食肉加工食品・スナック菓子・パンをできるだけ控える。・ 外食では食塩の少ないメニューを選ぶ。 子どもの健康を守るために、家庭で注意して乳幼児期から減塩を意識した食生活環境を整えてあげることが大切です。『減塩で 家族の思い出 増えていく』(※)今日から減塩生活(※) 第3回健康づくり標語コンテスト 特別賞・食生活改善推進員協議会長賞 岩瀬東中学校3年 内う ちやま山詞しおり央里さん