ブックタイトル市報なめがた 2017年1月号 No.137

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概要

市報なめがた 2017年1月号 No.137

NAMEGATA JAN.2017 17※行方市では、新たな自主財源の確保や地元商工業者などの活性化、市民生活情報の提供を目的に有料広告掲載の取り組みを行っています。男女共同参画って何!? 「私の仕事は消防士です。救急救命士として救急車に乗っています」と言うといつも驚かれます。消防士=男性の世界。このイメージが強く、「消防にも女の人がいるのね」とよく言われます。全国的に見ても消防職員として働く女性は自衛官や警察官に比べるとかなり少ないです。 茨城県の消防には約40 名の女性職員がいます。業務もさまざまで、私と同じように救急隊員もいれば消防隊員、日勤勤務もいます。全国を見れば救助隊員だっています。少しずつ女性の活躍できる場が増えてきています。 出前講座でよく「何が一番つらいですか?」と聞かれます。迷わず「男性より力がないこと」と答えます。もちろんトレーニングをしています。同世代の女性よりは力もあります。ですが、男性と同じくらい力をつけることはできません。だからこそ、自分ができる精一杯のことをやっています。自分に足りない部分は助けてもらい、自分ができる部分は率先して行動する。そうすることで仕事のやりがいや達成感を感じるのだと思います。自分がやれることを精一杯やることで難しい、できないと思われていた業務にも挑戦できたりしています。それは男性だから女性だからではなく、個々として判断をしてくれているのです。 「みんなの将来の夢は何ですか?」と質問します。夢はさまざまで、目をきらきらさせながら話してくれる姿は、とても力強く感じます。やりたい、やってみたいと思ったことは、どんなことでもチャレンジしてもらいたいと思います。みんながチャレンジしてくれることで、固定観念をなくすことができ、男女共同参画を拡大する大きな一歩につながります。壁にぶつかってつらいこともあると思いますが、夢に向かってこれからも頑張ってください。男女共同参画事業出前講座を通じてつくば市消防本部 南消防署 中島 千尋さん    本市のまちづくりに協力していただいている方・団体等に、話題を提供いただき、さまざまな『男女共同参画』について、コラムを連載します。市民の皆さまの声もお寄せください。ご意見をお待ちしています。勤務するつくば市消防本部南消防署の同僚と共に(右から2番目が中島さん)中島さんには、出前講座のゲストティーチャーとしてご協力いただきました