ブックタイトル広報つちうら 2017年1月上旬号 No.1186
- ページ
- 1/12
このページは 広報つちうら 2017年1月上旬号 No.1186 の電子ブックに掲載されている1ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 広報つちうら 2017年1月上旬号 No.1186 の電子ブックに掲載されている1ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
広報つちうら 2017年1月上旬号 No.1186
1 市民の皆様には、平成29年の新春を、お健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。 昨年を振り返りますと、英国のEU離脱、トランプ次期大統領のTPP離脱表明、先進国の政情不安など、我が国を取り巻く環境は大きく変化しております。安全保障の面でも、北朝鮮の核実験、欧米で相次ぐテロ事件、中国の海洋進出など、先行き不透明感が高まっています。また、世界各地で自然災害が頻発した一年でした。我が国でも、熊本地震、北海道・東北地方を襲った台風等により甚大な被害が発生し、改めて災害で亡くなられた皆様にお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。本市では、幸い大きな被害はなかったものの、日頃から減災に向けた取組の重要さを改めて感じたところです。一方、リオ・オリンピックの水球では、本市出身の大川慶悟選手が活躍し、パラリンピックの自転車競技では、藤田征樹選手が銀メダルを地元土浦に持ち帰ってこられました。夏の甲子園では、常総学院が8強入り、大相撲夏場所では髙安関が技能賞を獲得するなど、本市の若いアスリートの躍進が目立つ一年でもありました。 このような中、本市におきましては、昨年、新消防庁舎の開庁、水郷プールのリニューアルオープン、新市営斎場の供用など、次の世代に引き継ぐための基礎を固めてまいりました。今年は、図書館やギャラリーを核とした駅前北地区再開発、茨城国体で野球会場となる川口運動公園野球場、来年開校の新治地区小中一貫教育学校を着実に仕上げ、本市の一層の活力向上に努めたいと考えております。日本一の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の開通、霞ヶ浦を含む筑波山地域の日本ジオパーク認定などを契機に、地域資源を有効活用しながら、交流人口を増加させ、地域活性化を図ることも重要であると考えております。 今年は、市政運営の基本となる第7次総合計画の仕上げとなる節目の年です。私は、行財政改革と市民の皆様との協働のまちづくりを基本姿勢に掲げ、今後10年先を見据えた第8次総合計画を策定し、本市の将来像である「水・みどり・人がきらめく 安心のまち 活力のまち 土浦」の実現に向けた飛躍の年となるよう、決意をもって市政運営に邁進してまいります。 今年が、市民の皆様、大好きな土浦にとりまして、素晴らしい一年となりますようご祈念申し上げ、新年のあいさつといたします。新年明けまして おめでとうございます土浦市長 中 川 清