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概要

広報みほ 2017年1月号 No.658

一方で、明るい話題もありました。8月に開催されたリオ・オリンピックに出場した日本代表選手は、史上最多となる41個のメダルを獲得し、日本中を熱狂させました。喜ばしいことに、美浦村在住の田山寛豪さんもトライアスロンの日本代表選手として出場され、アテネ、北京、ロンドン五輪から続いて4大会連続出場となりました。また、美駒地区出身の粕谷哲さんが、6月にアイルランドのダブリンで開催されたコーヒーを入れる技術を競う世界大会ワールドブリューワーズカップ2016で優勝し、日本人初の決勝戦進出からアジア人初の優勝という快挙を成し遂げました。10月には、牛久市で開催された消防ポンプ操法競技大会県南南部地区大会において、美浦村代表の第10分団(大山・大山東部)が小型ポンプの部に出場し、見事に優勝しました。美浦村に優勝旗が来るのは27年ぶりとなり、これも日頃からの訓練の賜物と隊員の皆さまに改めて敬意を表します。全国の町村では少子高齢化が進み、深刻な状況が続いています。しかし、先人たちが守ってきた伝統文化の継承や自然環境の保全は、私たちが担っていかねばなりません。魅力ある地域社会を継続していくためには、住民と行政が手を携え、主体的・自立的に施策を展開していくことが不可欠であり、それが基礎自治体たる美浦村の発展につながります。本年4月には、国道125号線バイパス延伸に合わせ、沿道に物産館や子育て支援施設、多世代の交流の場などを合わせた地域交流館「みほふれ愛プラザ」が竣工し、まちづくりの新たな一歩を踏み出します。人口減少時代を迎えた今、地方創生の推進はまったなし、都市と地方・農山村の共存に向けて揺るぎない国民的合意を作り出すため、かけがえのない農山村の維持と発展に村がいかに貢献しうるか、田園回帰傾向をさらに伸ばしていかなければならないと思い、特色ある、魅力あふれる施策を実施していきたいと考えております。今後も「地域主権」の確立に向けて村民の皆さま自らが村づくりに参加され、「自分たちの村は自分たちで創り守る」を念頭に、ともに発展していくよう最大限努力してまいります。住民が主役の村政へのご支援ご協力を心よりお願い申し上げますと共に、皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。3広報みほ平成29年1月号広報みほ平成29年1月号