ブックタイトル茨城県境町移住応援ガイド いいとこ!さかいまち
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Voice!東大合格しました現役東大生インタビュー境町で生まれ育って18年東京大学に現役合格しましたな石井南ほ帆さん(18歳/西泉田)中学の吹奏楽部で培った集中力が、受験勉強でも大活躍!■合格エピソード~難関大制覇の理由~東京大学文科一類に現役合格を果たし、2016年春より大学生として新たな一歩を踏み出す南帆さんに学習法を伺いました。勉強部屋は、もっぱら自宅のリビングなんだとか。「父がいて母がいるリビングが安心するし、いちばん集中できます。それが当たり前だったので、勉強をサボるという感覚がないんです」。その集中力は、6歳から現在も続けているピアノや中学三年間励んだ吹奏楽部で培いました。部活引退後の秋から高校受験に集中し、はじめての塾にも通いました。そして、高校は、難関大学突破を目指すT特選クラスを設ける埼玉県の私立昌平高等学校に進学。高校三年間は、勉強に専念しましたが、南帆さんの勉強スタイルは変わりませんし、十分な睡眠時間も欠かしませんでした。そして迎えた大学受験。第一志望の東京大学のほか、慶応義塾大学、早稲田大学、中央大学、立教大学の各法学部に合格しました。■「勉強好き」のルーツは、両親の影響と「負けず嫌い」の性格▲南帆さんの趣味は読書。好きな作家は、芥川龍之介や遠藤周作、石川啄木など。芥川龍之介の『河童』を読み、表現力の深さに感動し、読書がさらに好きになったんだそう受験勉強では、集中できる中央公民館の図書室を利用していました。お気に入りの席にて▲南帆さんの両親は教師です。その教育スタイルは独特で、「勉強しなさい」と言われたことは一度もありません。むしろ、「そのくらいにしたら?」とたしなめられることも多かったとか。読書家の父の影響もあり読書が自然と趣味になり、国語が一番得意な科目となりました。母が持ち帰る、自分よりも年上の児童の教科書を見て、理解できない自分自身が悔しくて努力しました。ピアノ教育に熱心な母から「家に宿題は持ち帰らない。持ち帰るくらいなら勉強しなくていい」と言われた学童保育時代。宿題は学校の休み時間に終わらせることが習慣でした。そんな教育環境、自身の性格が、南帆さんを自然と勉強好きに育てていきました。■町の教育環境が伸びやかな精神を育て密接な地域社会が愛郷心を育む小学生のときは、長田小学校と町の取り組みであるアルゼンチン大使館への訪問が恒例でした。外国の文化にふれた経験は、今でも楽しい思い出になっているそう。町が今後推進する「土曜・放課後学びっ子クラブ」については、「勉強は自発的にするのが一番身につきます。しかし、不明点を教えてもらう場は、自主学習のきっかけになるので良い施策ですね」と回答いただきました。最後に町についてのコメントを伺うと「地域社会の崩壊という記事をよく目にしますが、境町は地域のコミュニティが強く、あたたかい町です。将来の夢は弁護士で東京で就職する予定ですが、愛郷心は人一倍強いので、いつか戻ってきたいです」と笑顔で話してくれました。主な進学先高校high school●境高等学校●古河第三高等学校●古河第一高等学校●下妻第一高等学校●水海道第一高等学校●坂東総合高等学校●常総学院高等学校●総和工業高等学校●昌平高等学校など大学university●筑波大学●茨城大学●早稲田大学●明治大学●法政大学●青山学院大学など※大学は境高等学校からの実績です。Welcome to Sakai town 13