ブックタイトル広報 古河 2017年1月号 No.136

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概要

広報 古河 2017年1月号 No.136

何が見つかったの?はがまなべてっさい羽釜や鍋などの鋳型をはじめ、鉄滓(鉄くず)、製鉄炉・溶解炉の炉壁など、約4.5トンにものぼります。中でも、仏具などに使用される「獣脚」の鋳型などが見つかっていることから、それらの製品を供給する目的があったと考えられます。▲製鉄作業のイメージ図(福島県文化財センター白河館まほろん提供)特徴や重要性は?出土した遺物が飛び抜けて大量であり、見つかった炉跡の下にさらに古い炉跡がいくつも重なって確認されていることから、長期間操業していたと考えられます。古代の製鉄・鋳造遺跡として類例が少なく、全国的にも注目されています。▲平成22年3月に行われた現地説明会には、400人以上が見学に訪れました古河市歴史シンポジウムを開催します「古河川戸台遺跡をめぐる諸問題対蝦夷戦争・天台教団・平将門の乱」さまざまな視点から川戸台遺跡の意義につだれいて迫ります。誰でも参加できますので、ぜひお越しください。日時1月29日(日)午前9時30分~午後4時20分[開場:午前9時]場所スペースU古河(市役所古河庁舎隣り)内容●基調講演「川戸台遺跡から考える平将門の乱」高橋修氏(茨城大学教授)●報告1「古代製鉄遺跡研究から見た川戸台遺跡」穴澤義功氏(製鉄遺跡研究会代表)長谷川渉氏(武蔵文化財研究所所長)●報告2「陸奥国宇多・行方郡の製鉄遺跡群」飯村均氏(福島県文化振興財団総務課長)●報告3「出羽天慶の乱と川戸台遺跡」内山俊身氏(茨城大学非常勤講師)●報告4「天台教団の展開と東国社会」岡野浩二氏(國學院大学・明治学院大学非常勤講師)●シンポジウムコーディネーター:阿久津久氏、村上慈朗氏、内山俊身氏対象どなたでも参加できます定員300人(先着順)費用500円(資料代)※事前申し込み不要。主催古河市歴史シンポジウム実行委員会【問】生涯学習課(古河庁舎)?22-5111広報古河2017.1.1 9