ブックタイトル広報 常陸大宮 2016年12月号 No.147

ページ
12/26

このページは 広報 常陸大宮 2016年12月号 No.147 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報 常陸大宮 2016年12月号 No.147

? ? ? ? ? ? ?11/6漆の魅力に触れる10/1川の名人に船大工の峯岸さん山方地域の特産品である奥久慈漆の魅力に触れてもらおうと、漆塗り体験教室(主催:山方総合支所)を7月から11月にかけて、5回にわたり開催しました。山方漆ソサエティーの皆さんと本間健司さんを講師に、市内在住の15人が小皿と箸の漆塗りを体験。らでん小皿には漆工芸技法の一つである「螺鈿」を施しました。螺鈿とは、あわびや白蝶貝などの虹色に輝く部分を切り出して漆器に装飾するもので、あらかじめ千鳥の形に切り抜かれたものを使用しました。最終日は、小皿に施した螺鈿の表面の漆膜を彫刻刀で削り取る作業を行い、完成。本来漆器は、長い期間をかけて仕上げるものですが、講師の皆さんの創意工夫により、短期間で実現できました。参加者は、出来栄えに大満足の様子でした。皆さんは、「聞き書き甲子園」を知っていますか?全国の高校生が、森・川・海を生きる場としてきた“名人”を訪ね、知恵や技術、人生を聞き書きし、記録する活動です。農水省や認定NPO法人「共存の森ネットワーク」などで構成する実行委員会が主催し、毎年100人の高校生が、100人の“名人”から「聞き書き」をします。今年度の名人の一人として、峯岸進さん(長倉)が、川の手技部門で「川の名人」に認定されました。峯岸さんは長年船大工一筋で、那珂川流域の伝統的な木造の川舟を製造してきた高い技術が評価されました。峯岸さんのもとには新潟県の高校生が訪れ、現代の生活とは違う、自然と人の暮らしのつながりや価値観を学んでいきました。これから名人だけでなく、市内から聞き書き甲子園に参加する高校生が現れることも、大いに期待したいものです。▲螺鈿の表面の漆膜を取る作業“川の名人”に認定された?峯岸進さん11/6秋の御前山を走る11/3第28回ふれあい広場関東の嵐山といわれる御前山で、第1回トレイルラン大会が開催されました。これは本市と城里町に跨る御前山と那珂川を活用して、誘客促進を図るために企画されたものです。今回は、ロングコース27kmや親子ハイキング6kmなど4部門に約500人が参加。水無川や登山道などの未舗装道を、思い思いのペースで走りました。またチェックポイントでは、運営ボランティアが飲み物などを手渡し、選手をサポート。参加者は紅葉を楽しみ、気持ちの良い汗をかいた一日となりました。ふれあい広場が西部総合公園で開催され、約4万2千人が来場。ステージでは、友好都市を結んだ秋田県大館市の「大館曲げわっぱ太鼓」が披露され、躍動感あふれるバチさばきに多くの拍手が送られていました。またフィールドでは、子ども会対抗綱引き大会や園児たちによるマーチングバンドが行われ、たくさんの歓声が上がっていました。「大館曲げわっぱ太鼓」の動画はこちら→▲水無川(皇都川)を走る参加者広報常陸大宮12平成28年12月号