ブックタイトル広報もりや 2016年12月10日号 No.630

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広報もりや 2016年12月10日号 No.630

日本の就職活動は一言でいうと「黒」です。より正確にいえば、束ねた黒い髪に黒いスーツ、黒いバッグと黒い靴という格好の多くの大学生の姿です。この風景を初めて見たときに、個性と自分らしさを積極的に外に出すことが強く勧められているドイツで育った私の目には、若い学生たちの黒いスーツは喪服のように映りました。もちろん、黒い服装はシンプルで真面目という印象を与えるので、面接試験の場合は無難な選択に違いありません。ただし、社会生活の場で活躍する多くの日本人の服装は、もう少しカラフルになってもいいとも思います。ハップ家の父も黒いスーツとワイシャツで出勤することが殆どなく、灰色や紺色のスーツに水色や黄色いシャツの方が多いです。仕事の場ではカラフルな服装があまり好ましくなくても、少なくとも子どもが自信を持って好きな服装を着られる環境を作るべきではないかと思います。実は、洋服が大好きな小さい日本人の友人がいますが、カラフルな服装を着る度に周りに少し批判的な目で見られ、意味ありげに「今日も派手だね」と言われるそうです。制服を着用する習慣が幅広く根付いている日本では「派手=良くない」のようですが、私は子どもなら派手でいいと思います!「ルイーザの派手(そしてたまにダサい)洋服コレクション」という題名の写真アルバムが作れる程、子どもの頃はいろいろな服を着てみました。今でもよく覚えているのは小学校6年生のときに紫色のシャツに紫色のジーンズ、つまり全身紫色という格好で登校したことです。人間サイズの“なす”になりました。最高の一日でした。大人になってさすがに私も「なすスタイル」を諦めたものの、今でも周りに不思議に思われそうな服を着て出勤するときが時々あります。それは自分のスタイルを貫いているというのもありますが、「ドイツのカラフル文化の紹介」としてもやっています。時々はやり過ぎかも!?そのときは許してくださいね(笑)。13国際交流員ルイーザさんのカラフルでいこう!広報もりや2016.12.10MORIYA滞在記Residency for Artists, Experiments for Locals, Moriya,Ibaraki現在のアート・芸術文化を守谷から。●問合先アーカススタジオ(もりや学びの里内)日・月曜日休館? 46-2600(10:00~18:00)arcus@arcus-project.com◎詳細な情報はアーカスプロジェクトで検索!◎アーティスト帰国8月25日に来日した招へいアーティストたちは守谷での110日間の滞在制作を終え、12月12日?に帰国です。彼らのプロジェクトに協力してくまた会いましょう!ださった皆さん、ありがとうございました。今回の滞在での新たな挑戦が今後の彼らの制作にどう影響をもたらすかが楽しみです。◎オープンラジオ冬の陣88.0MHz@もりやクリスマスファンタジー毎年恒例の微弱電波を利用したオープンラジオを、もりやクリスマスファンタジーの会場で開催します。視聴だけでなく、多くの方の飛び入り参加をお待ちしています。●日時12月23日? 17:00?19:00頃●会場守谷駅西口駅前広場◎過去招へいアーティストの活躍オズギュル・デミルジ(12年度)ハリエットHurriyet DデailyイリーNニュースewsが発表したトルコのアートシーンにおいて注目すべきアーティスト15人のうちの1人に、デミルジ氏が選ばれました。彼が30歳のときに守谷で制作した「TheザTチューナーズuners」というビデ▲OオズzgurギュルDデemirciミルジオインスタレーションは、車の改造や、それを走らせる行為が、社会のシステムや規範に抵抗するものとして機能しているか、という疑問が発端でした。過去に暴走族のメンバーだった人や車やバイクの改造を行う人々にインタビューし、彼らの行為が必ずしも反社会、反制度的な態度の表現ではなく、法律や社会の規範の中で、あるいはそのギリギリの境界線上で行われる趣味であるということ、彼らの葛藤や矛盾などを見出し、表現しました。