ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 2016年11月後半号 No.758

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概要

広報龍ケ崎りゅうほー 2016年11月後半号 No.758

龍ケ崎市の財政健全化の取り組み~中期財政計画について~龍ケ崎市の財政健全化の取り組み~中期財政計画について~■問い合わせ:財政課財政グループ?内線359本市では財政の健全化を達成するため、平成25年度~平成28年度を計画期間とした「龍ケ崎市中期財政計画」を策定し、財政力強化に取り組んでいます。ここでは、平成27年度決算による実績についてお知らせします。平成27年度決算による計画第3年度目の実績計画第3年度(平成27年度決算)では、中期財政計画作成時の財政収支見通しによる推計と比較して、歳入の増が37億7,700万円、歳出の増が26億4,300万円となり、効果額として合計11億3,500万円ほどの財源を確保することができました。これは、推計時点で見込んでいなかった子ども・子育て支援制度への移行に伴う施設型給付費(扶助費)の増と、その財源である国庫支出金の増により、歳入歳出それぞれ増となったこと、また消費税率改正分の平年化に伴う地方消費税交付金の増などによる歳入の増額が、公共施設維持整備基金などへの積立金の増額などによる歳出の増額を上回ったことによります。この財源確保により、財政調整基金に2億円を積み立てることができました【表1】。地方債、債務負担行為および一般基金残高の推計との比較は【表2】のとおりです。中期財政計画に掲げた財政運営の目標に対する平成27年度決算の実績は、【表3】のとおりとなりました。【表1】推計と実績額の比較(単位:百万円)歳入項目H27推計H27実績増減額歳出項目H27推計H27実績増減額の項数目地方税9,803 9,973 170人件費3,9014,210309値別地方譲与税等1,289 1,843 554物件費3,3083,256△52とに合百地方特例交付金184325維持補修費178136△42わ万地方交付税3,352 3,586 234扶助費5,0716,027956な円い単分担金及び負担金280 281 1補助費等3,1373,915778場位使用料385308△77普通建設事業費6311,530899合でが四手数料45 43△2災害復旧費0 7 7あ捨国庫支出金2,462 3,573 1,111公債費3,0052,737△268り五ま入都道府県支出金1,471 1,628 157積立金8 648 640すし繰越金863 2,005 1,142投資及び出資金4 1△3。てお諸収入687 717 30貸付金35 12△23り地方債1,896 1,851△45繰出金2,717 2,358△359、合その他12 487 475財政調整基金積立※1△200△200計歳入合計22,563 26,340 3,777歳出合計21,995 24,638 2,643欄収支差引568 1,703 1,135※1歳出項目のうち「財政調整基金積立」は積立金に含まれていますが、収支改善に伴う任意の積み立てであり収支改善額の一部であることから、歳出から減額しています【表2】地方債、債務負担行為および一般基金残高(単位:百万円)項目H27推計H27実績増減額地方債残高24,16224,737575債務負担行為残高2,6062,605△1一般基金残高3,5526,4262,874※「H27実績」は速報値であり、変更が生じることがあります【表3】目標と実績項目指標目標値H27実績※財政収支の改善基礎的財政収支黒字1,230百万円柔軟な財政構造経常収支比率90%以下90.1%への転換積立金残高比率35%以上42.5%実質債務残高比率180%以下209.0%将来負担額の社会資本形成の削減30%以下27.8%将来世代負担比率中期財政計画第3年度目は、第2年度目と同様に、推計時に比べ良好な結果を達成することができました。本市の決算における収支状況は改善傾向にあるものの、依然として目標に掲げた財政指標の値を全て達成することはできていません。今後とも職員一丸となって「龍ケ崎市財政運営の基本指針等に関する条例」の趣旨に則り、財政健全化の取り組みを鋭意推進していきます。平成28年11月後半号-10-