ブックタイトル広報みほ 2016年12月号 No.657

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広報みほ 2016年12月号 No.657

「第154回天皇賞(秋)」モーリス号堀宣行調教師R.ムーア騎手宗像徹調教助手10月30日、東京競馬場(2000m芝コース)で行われた第154回天皇賞(秋)において、美浦トレーニング・センター堀宣行厩舎所属のモーリス号が優勝しました。日本でGⅠレースを2連勝した後、海外のGⅠレースでも2連勝という快挙を達成したモーリス号は、日本に戻ってから2着2回の状況でもファンの厚い信頼を背負って1番人気で出走となったこのレース。各馬揃ったスタートとなった中、無理なく馬群の中ほどから少し前目に位置取り、最終コーナー手前で先行集団に追いつくと直線に入って一気にスパート。他の馬がインコース側で競り合うのを左に見ながら芝コースの真ん中を突き進むモーリス号は、先頭に立つと後続を寄せ付けず見事に優勝。強さを存分に発揮するレース運びでGⅠ5勝目を上げました。担当の宗像調教助手は、「帰国後は環境の変化で馬がナーバスになっていましたが、今回は慣れ親しんだ美浦で調教できてリラックスしていました。距離は心配していなかったし、騎手もうまく乗ってくれてさすがだなと。次は海外ですが、特に気負わず普段どおり仕事をしていきたい。」と語ってくれました。積極的に海外に挑戦するモーリス号。その姿勢もファンを魅了させる要素の一つでしょう。亡つま夫送り冷ゆる夜空を見上げけり矢原はつい霞浦の夕し静ずもる波や竹の春宮崎きみ枝蒲団かけ合いし人なし冷ゆる朝松本秀子大花火空浮く雲をけちらせり松葉よしゐか枯れこ木だ立ち箒をペンに句を拾ふ中島輝子難聴の会話チグハグえ縁ん小春田島早苗とげの葉に柊の花やさしけり髙柳幸子うたた寝の孫愛おしや七五三木澤はしめ浮く紅葉胸に集めて露天風呂海道民子初冬や波打ち響く寺の鐘伊藤八千帆ふるさとの落葉に抱かれ山の声石毛恵美子烏瓜引けば陽の色揺れにけり青野安佐子十一月の俳句(題当季雑詠)(五十音順)帰るあてないわかっているがずっと待ってる過疎化食い止め若者たちが住んでみたいと来こ故きるょ郷う村のに地関根秀子長谷川悦子帰りたくないわがまま言って拗ねる子供を叱る親武田かずお霞む夕日にわかさぎ虫がすき間ない程群れをなす木村幸子霞浦の夕映えワンダーランド頭上群れ飛ぶ赤とんぼ田島草実風邪で寝込んだ私につ夫まのすまぬ重湯が温かい飯塚筑風風のお音とさえわ侘びしく聞いて過ぎしあの日を偲ぶ秋山口壱路軽いステップワルツを踊ろ好きなあの娘と楽し夜伊藤葉子顔はたしかに分かっちゃいるがすぐに出てこぬ君の名が山﨑笑子彼と仲良く我がこ娘よ暮らせ澄んだ青空式の朝沼嵜朋香過度のスピード我がもの顔で進む危険な狭い道小池きよし舵をとる先わけあり豊洲すでにむら雲新都知事塚本夏雲隠し続けるワンマン都政擦った揉んだの新市場篠原美千代帰るあてない我が子を偲びずっと待ってる拉致家族しじょう上野八千代勝った遠藤若手のホープ末は横綱技能賞門脇悠美欠けた茶碗も私にゃ宝捨てぬ女のゴミ屋敷石戸葎華過疎に生きてくわびしさ秘めて過ごす七十路俚う家計赤字の我が家の暮らしすねてくれるな空た謡財を布詠む小薗江久美高橋一歩正調俚謡日和吟社折句「かわず(す)」病句禁みほ文芸7広報みほ平成28年12月号