ブックタイトル広報おみたま 2016年10月号 No.127

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概要

広報おみたま 2016年10月号 No.127

えんげき演劇CクrewCosmo’sルーコスモス第11回公演「白雪姫」8月6日と7日生涯学習センター(コスモス)において、演劇CrewCosmo’sによる劇「白雪姫」が上演されました。グリム童話でおなじみの物語ですが、今回の公演ではお話をアレンジし、随所に笑いを散りばめ、人の心の優しさを描いていました。出演者は、今回が初舞台の5名を含み市内の小中学生を中心に18名。それぞれすばらしい演技を披露し、次は11月の「森は生きている」にも出演します。★演劇CrewCosmo’sでは、随時劇団員の募集をしています。詳しくは、生涯学習センター(コスモス)まで。?:0299-26-9111戦争体験講演を開催しました8月20日(土)、生涯学習センター(コスモス)において、「戦争体験講演」を開催しました。この講演会は戦争体験者らを講師に招き、当時の体験談などを聴くことで戦争の悲惨さを知り、平和について考える機会をもってもらいたいと、太平洋戦争の体験を伝える会(山口利雄会長)と玉里史料館が企画して昨年度からはじまったものです。当日は5人の戦争体験者が、伝える会やこぶけやきの会の会員らの朗読も交えて、戦場での体験や被爆地の様子などを語りました。午前の部ではニューギニアに向かう途中、敵機の攻撃により乗っていた輸送船が沈没し、吹き飛んだ船の天井板につかまり3日間洋上を漂流した後、救助された話や、広島の爆心地から約9km離れた場所で被爆し、被害は軽かったものの通学していた国民学校が仮設病院となり、軍人だった父が原爆により亡くなった話がありました。午後の部では陸軍召集後、マレー戦線で赤痢にかかり亡くなった戦友を介抱する話や、満州からパガン島へ派遣された後、守備隊として活動した体験談、ペリリュー島での日米軍の戦闘の様子や戦後の武装解除、両陛下と懇談した時の様子などの話がありました。戦争体験者が語る戦時下の緊迫した様相や、二度と戦争を起こしてはならないという強い訴えに対し、世代を超えて集まった大勢の来場者が真剣に耳を傾けていました。講演後、聴講者からは「この悲惨な戦争を伝えなくてはいけないと思った」「戦争体験者の生の声を聞くことができて、改めてこの平和が大事なものと感じた」などの感想が寄せられました。平成28年10月13日広報おみたま20