ブックタイトル広報おみたま 2016年9月号 No.126
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広報おみたま 2016年9月号 No.126
子どものぜんそく~季節の変り目に要注意!~暑い夏が終わり、秋が近づいてくる季節の変わり目は、急激な気温の変化により体調を崩したり、ぜんそくの症状がでるお子さんが増えてきます。いざという時のために、ぜんそくについて知り、備えておきましょう。≪ぜんそくとは≫ぜんそくは、空気の通り道である気道に炎症が起こり、気道が狭くなる病気です。そのため、肺への空気の流れが悪くなり、発作的に呼吸が苦しくなったり咳がでたりします。<症状>ぜんそくの発作が起こると、呼吸をするときにゼーゼー、ヒューヒューという音がしたり、咳や痰がでたりして、呼吸をするのが苦しくなります。<原因>ダニやほこりなどのアレルゲンや、風邪・気候の変化などが影響して、発症・悪化すると言われています。≪ぜんそくを予防するために≫1.室内環境を整えるぜんそくを引き起こす要因の1つにアレルギー反応が関係しています。家の中のアレルゲンとしては、ダニや、ネコ・イヌなどのペットの毛、カビ、外から持ち込まれる花粉、タバコの煙などがあります。そのため、室内環境を整えて、アレルゲンを減少させることが大切です。■こまめな清掃ダニ・カビは乾燥に弱いので,清掃と1床換気をしっかり行うことが大切です。掃除機による床の清掃をできるだけ毎日行いましょう。また、ダニのアレルゲンは水に溶けるじゅうたんや畳はフローリングに比べて、ほこりやダニが性質があるので、寝具や衣類などの洗たまりやすいので、よりていねいに掃除をしましょう。濯は、アレルゲン除去に効果的です。見落としがちなテレビの後ろやベッドの下などもほこりがたまりやすいので注意しましょう。2ぬいぐるみぬいぐるみにもたくさんのダニが住みついています。ほこりやダニの付きにくい素材を選ぶか、洗濯可能なものであれば、中性洗剤で丸洗いしましょう。3寝具類(布団カバー・シーツ、枕カバーなど)毎日使う寝具はこまめに交換、洗濯をしましょう。外に干したら、取り込む前に花粉を払うことも忘れずに。■室内の空気を清潔に保つ1空気清浄機の利用空気清浄機にはファンフィルター方式とファンイオン方式があります。粒子状の物質に対しては、ファンフィルター方式のほうがより有効といわれています。2エアコンの利用フィルターが汚れたまま使用していると、室内にほこりをまき散らしている状態になります。定期的にゴミを取り除いて使用しましょう。3タバコの煙を避ける主流煙・副流煙ともに有害物質を含んでいるため、ぜんそくを悪化させる要因になります。また、タバコの煙はぜんそくの治療薬である吸入ステロイドの効果を弱める作用もあります。タバコを家の中や子どもの近くでは吸わないなどの対策をとりましょう。2.強いからだを作る1十分な睡眠をとる睡眠不足により疲れがたまると、風邪を引きやすくなったり、アレルゲンに対してより過敏になります。規則正しい生活リズムを身につけましょう。2運動や外遊びで体力をつける運動により心肺機能が高まって、基礎体力が向上し、発作が起こりにくい体になります。発作がなく、状態が安定していれば、適度な運動は予防に効果的です。【問い合わせ】健康増進課小川保健係?:0299-58-1411平成28年9月8日広報おみたま12