ブックタイトル広報かわち 2016年12月号 No.573

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概要

広報かわち 2016年12月号 No.573

日時平成28年12月18日(日)午前10時~12時場所河内町中央公民館農事研究室(河内町長竿3689-1)演題「青い目の人形」と河内講師河内町文化財保護審議会委員鈴木久先生主催河内町教育委員会事務局生涯学習グループ電話0297-84-2843参加ご希望の方は電話でお申し込みください。町外の方でも結構です。入場無料〈講師のプロフィール〉東京教育大卒、高校教職40年、のち河内町史編さんに従事。近隣市町村史編さん、歴史講座、文化財保護に当る。【講演要旨】大野さんが大切にしてきた「青い目の人形」EE戦後70年と言われて戦争と平和の証言が新たに続々と現れている。この講座の「青い目の人形と河内」もその一つである。戦争とは無縁と思われる河内町にも戦争の傷跡が各地にある。講師も旧制中学一年の時、手栗の出征兵士E留守家族の家に10日間泊まり込みの援農に来ている。長竿にある中央公民館の入口には戦没者慰霊碑があり、2年に一度町主催の戦没者追悼式が行われており、今年も11月25日に行われた。戦前、昭和2年「平和の使節」としてアメリカから約1万2700体の「青い目の人形」が日本全国の小学校や幼稚園に贈られ、答礼に日本人形が送られたことがあった。その友情の人形も戦争によって打ち壊され焼却されたが、334体ほどが大切にされていた。茨城が11体、そのうち1体が田川の大野さんによって大切にされている。その「青い目の人形」にまつわる話を中心に、改めて戦争と平和について考えてみたい。9広報かわち平成28年12月(№573)