ブックタイトル広報かわち 2016年12月号 No.573
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広報かわち 2016年12月号 No.573
旧学校給食センターを活用した「米ゲル」生産プラントの整備について◆問合せ先◆河内町役場企画財務課企画係TEL84-2111(内線161)現在、町では平成19年1月に学校給食の民間事業者への業務委託を開始して以来9年余り倉庫として使用していました旧学校給食センターを、今年6月に設立された「ライステクノロジーかわち株式会社」に貸付け、同社が必要な改修工事を行い米ゲル大量生産プラントの開発・設置・実証実験事業を進めています。この事業は、昨年度策定した河内町総合戦略に掲げている(河内産米を使った「米ゲル」等による6次産業化商品の検討)を基本としたもので、米作を中心とした農業が基幹産業である河内町において、米の新規需要を見込める技術であるとともに、米の高付加価値化・農業所得の向上・離農者の減少を目指しつつ、農業振興の推進・新規産業による雇用の増加も見込めるものです。今のところ、「米ゲル」の量産工場は世界発になり、全国からの工場見学など多くの視察団も見込め、新しい人の流れが生まれ地域の活性化につながるものと考えております。【米ゲルとは】国の研究機関である農研機構(つくば市)が開発した技術であり、今までの米加工産品に比べ、品質・用途・汎用性において他よりも優れており、競争力があると確認されています。米を製粉せずに粒のまま水を加えて糊化させ、高速せん断撹拌を施す「ダイレクトGel転換」技術により、通常の米(例えばコシヒカリ等の中アミロース米)ではペースト状になるが、高アミロース米(例えばモミロマン)では、全く異なるゲル状の物質「米ゲル」が生成される。うどんのように硬さのあるものからソフトクリームのような柔らかいものまで様々な食品に加工が可能。また、低カロリー、アレルギー対策(小麦・卵不使用)等にも有効☆「米ゲル」大量生産プラントの開発・設置・実証実験事業は地方創生加速化交付金を活用していますこの事業は、国から地方版総合戦略に位置付けられた先駆性のある取組として認められたもので、今月中に試験稼働を開始し来年1月には本格稼働を予定しております。広報かわち平成28年12月(№573)8