ブックタイトル広報いしおか 2016年12月1日号 No.268
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広報いしおか 2016年12月1日号 No.268
文化俳句短歌俚謡投稿作品文芸いしおかいしおか俳句同好会部原久保田好子秋風や涸沼に荒き波の皺北府中高木忠雄光る帆の捉えし秋の風の道東光台森まさえ秋風の吹けば淋しき沼の色東光台野村洋子荒波に目線そろへて鴨渡る総社山口美津子晩秋やかつて忙しき舟溜りやさと俳句会瓦谷國谷南風ふれ合ひて温もりもあり文化祭川又川又渓二十月の了ひの冷気肌に受く吉生土佐汀風神事いま始まる太鼓菊の宮石岡短歌同好会池の台蒲生康男故郷の墓の管理のなし難く住む地に移す墓誌の重さよ若松酒匂川孝治夕焼けの消えつつ灯り点りゆくそれぞれの家それぞれの幸国府高松忠陽にあてし布団をたたく音響く日曜の午後歌も聞こえる北府中友部澄子のうぜんかずら枯れしつつじにからまりてあざやかに咲く八月の庭上曽岡野衛解きほぐす熱き包容大統領核廃絶を広島から発つ八郷短歌会片野小野瀬もと隣屋の塀ごしに咲くさるすべり白とピンクの色美しき山崎鈴木菫木犀の香りがするねと息子こは言うもわが嗅覚の衰えを知る山崎西口はま子「美しき青きドナウ」の余韻引くコンサートの帰路満月蒼あをし石岡俚謡会貝地前島くに子嬉し寂しいバージンロード父の瞳は涙雨東石岡惣野代英子虫の鳴く音に思いを馳せて恋の文読む秋夜中府中小川野蛙あやす私の笑顔が映る黒く濡れてる児の瞳国府島田雪うさぎあの日別れた記憶が消えぬ胸に納めて忍ぶ恋柿岡野口由紀子水に浸かった泥田の稲が負けず元気に立ち上がる国府坂下蜻蛉赤い友禅着物がかわい無口お澄まし七五三下林白井冨喜江秋の稲穂に台風それて老いの汗にも笑みの幸府中稲田すみ稲を手に持ち重みにニコリ今年平年並みの出来●八郷写真クラブ八郷写真クラブ写真展期間12月12日(月)~18日(日)午前9時~午後4時30分(最終日は午後3時まで)場所八郷総合支所1階多目的ホール「郷の風」■問い合わせ佐々木?43・0734文化協会会長内山侑一今年も石岡市文化協会の行事のひとつであります「第49回石岡市文化祭」が盛会をもって終了することができました。また、各団体の自主活動もそれぞれに大きな成果を上げております。これもひとえに市民のみなさんのご支援のおかげと心よりお礼申し上げます。今後とも当協会にご支援ご協力のほどをよろしくお願いいたします。文化協会だより幸せいっぱいの祭友り部澄子リオ五輪、高校野球甲子園と、今年の夏は老い就づく我らにも活気をもたらしてくれた。そして秋。楽しい祭りがやってきた。此こ所この正しょうじょうじ上内の祭りは歴史が浅いと聞く。だが、その内容は素晴らしい。足腰の脆くなった我々には市中の祭り見物は無理というもので、地域の祭りは有り難く幸せに思っている。祭りの2日目には地域の高齢者を招待してくださって大変なおおてなしを受け、感激を新たにしていた。やがて、雨のそぼ降る中を、幌獅子のお帰りである。そして休むこともなく、獅子舞を披露してくださった。私は予かねてから獅子に熱い思いを寄せているので、目の前に舞う獅子を厳おごそかに見守っていた。獅子舞が終わって静かに現れし若者は、美しくも凛として立派であった。獅子の魂に触れる思いがした。祭りとは「人とのふれあいの場」と祭りを司る方のお言葉も身にしみた。老い行く道に幸せいっぱいの祭りであった。23広報いしおか12月1日号№268