ブックタイトル広報 常総 2016年12月号 No.131

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概要

広報 常総 2016年12月号 No.131

960050040030020010004 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3心疾患人月脳血管疾患図2月別1日平均死亡数(心疾患・脳血管疾患)04 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3%月102030405060708090図12015年東京の平均湿度■何で冬に脱水になるの?突然ですが、水分補給を意識していますか?夏場は熱中症対策で意識していたでしょうが、涼しくなってからは、意識して水分補給することが少なくなります。人間の身体の約60%は水分です。1日に必要な水分量は、幼いときほど多く、体重1kg当たりで、新生児では50?120ml、乳児で120?150ml、幼児なら90?100ml、児童で60?80mlが必要です。成人の場合は40?50mlなので、1日あたりの水分量は、60kgの人で約2・5l必要となります。冬場は夏場と違い、意識して水分を補給することが少なくなるため、空気の乾燥・感染症の影響などで脱水に陥りやすくなります。(図1参照)■水分補給で風邪、インフルエンザ対策寒くなり、風邪をひいている人をよく見かけるようになりました。風邪対策の基本であるうがい、手洗いに加えて「水分補給」も大事な予防策です。風邪やインフルエンザの原因となるウイルスの活動は、乾燥した状態で活発になり、湿度50%以上になると急激に低下します。水分補給は、のどや鼻の粘膜をなめらかにし、ウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰たんや鼻水によって体外に排出する作用を助けます。また、風邪をひいてしまったときは、発熱や食欲低下、下痢、嘔おう吐などの症状により、体からの水分排出が多くなりますので、普段以上に水分補給するようにしましょう。■水分補給で脳血管疾患、心筋梗塞予防先述したとおり、冬は脱水に陥りやすくなり、いわゆる「ドロドロの血液」となります。さらに、寒くなることで血圧が上昇し、脳血管疾患や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。(図2参照)冬の脱水を予防することで、病気知らずの年末年始を迎えましょう。夏だけじゃない!夏だけじゃない!冬の脱水に要注意冬の脱水に要注意※2004年調査データ