ブックタイトル広報 常総 2016年12月号 No.131

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概要

広報 常総 2016年12月号 No.131

関東鉄道常総線水海道駅旧自動車学校2ロケの街ロケの街常総常総好条件を生かして好条件を生かして映画・ドラマのロケ誘致を展開中映画・ドラマのロケ誘致を展開中当市は、都心から約55km圏内に位置し、豊かな自然と歴史的に価値の高い建造物などが数多くあります。市ではこの好条件を生かして、市のイメージアップ、地域経済の活性化、観光の振興を目指して、映画やドラマのロケの誘致に積極的に取り組んでいます。当市では、現在までに映画やドラマ、コマーシャル、バラエティ、雑誌など約1300本の作品が撮影されています。この間、市を訪れた撮影隊は延べ12万人を超え、26年の撮影本数は県内市町村の中でトップでした。この撮影本数トップは4年連続となります。約1300本の作品の中で最も古いロケは、郷土の詩人・小説家長塚節の「土」を映画化した作品で、昭和14年に当市の鬼怒川で筑波山を背景に撮影されたもので、主演は故風見章子さんでした。市では、積極的にロケを誘致するために、平成15年6月に商工観光課内にフィルムコミッション推進係(FC※現在は推進室)を設置しました。これにより、ロケの本数も飛躍的に増え、設置前の約3倍に増加しています。ロケ誘致のメリットの一つに、市内にもたらされる経済効果があります。撮影隊の宿泊費や食糧費(弁当代など)、撮影対象施設の使用料など、FCが設置されてから13年間で約4億円を超える経済効果が得られました。その内訳は、宿泊費が約9600万円、食糧費が約1億4500万円、施設使用料やその他諸費用で約1億8000万円です。昨年の関東・東北豪雨災害で市内の撮影場所の一部も被害を受けました。この影響などから、以前に比べロケの本数も若干減ってきていますが、市内のほとんどの撮影場所は災害前と同様に使えるようになりました。このため市では、これまで以上に撮影環境・体制を整え、積極的に情報発信し、ロケの誘致に努めています。◆経済効果は累計で約4億円超◆撮影本数は4年連続県内トップ