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概要

大好きいばらき vol.56

水質浄化県民運動大好きいばらき県民会議では,涸沼や霞ヶ浦など地域の宝である湖沼の水質浄化運動を継続して行っています。皆さんも,簡単にできる事から始めてみませんか?《ひぬま流域クリーン作戦》海の日連休初日の7月16日(土)早朝,ラムサール条約湿地「涸沼」の水質浄化や自然環境保護のため,涸沼自然公園を拠点としたごみ拾いと外来植物(セイタカアワダチソウ・キンケイギク・アレチウリ)の除去を行いました。涸沼流域市町の企業・団体や地域住民,近隣中学・高校などから参加された約7 0 0名の皆さん,ご協力ありがとうございました。●イヌワシ・オオワシの姿を見て以来,涸沼の生態系に興味があ参加者の声ります。清掃しながら,鳥達の棲み家になっている環境を観察できて良かったです。●子供と参加。幼児に3kmコースは辛いかな?と心配でしたが,虫と植物の観察や,トトロの森を見つけた!と,楽しんでゴールできたようです。《第21回泳げる霞ヶ浦市民フェスティバル》大好きいばらき県民会議では,霞ヶ浦の水質改善にも有効な「エコライフ運動」をPRしました。ペットボトルと小石,ガーゼなどを使った「泥水ろ過装置」や,食器用洗剤の使用量を減らせる「指編みアクリルたわし」作りなど,環境にやさしい工作に子供達は興味津々でした。参加者の声●自分で作ったアクリルたわしで,家族の茶碗を洗いたいです。●ろ過装置は身近な材料で作れるので,災害時に備えて覚えたいです。第17回世界湖沼会議(2018年)茨城県で開催決定!1995年に霞ヶ浦湖畔で開かれた第6回会議以来, 23年ぶりに,本県で世界湖沼会議が開催されます。第6回会議では,多くの市民団体も参加し, 8千名を超える大規模な国際会議となりました。次の第17回会議(2018年)に向け,身近な水環境の改善について考え,行動していきましょう。<泥水ろ過装置>ペットボトルにティッシュペーパー,大・中・小粒の砂利,砂,ガーゼや不織布の順に重ねて完成。砂の混じった水を注ぐと,装置を通過するうちにろ過され,透明な水が染み出す。この水は煮沸すれば飲用OKなので,災害など水不足の時に活用できます。<世界湖沼会議とは?>198 4年に滋賀県の提唱により開かれた「世界湖沼環境会議」の後身として,世界各地で開催されてきた会議。学術・行政・民間セクターの代表者が集まり,世界の湖沼とその流域で起こっている多種多様な環境問題の解決に向けた議論が行われています。9