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概要

大好きいばらき vol.56

「子ども食堂」という言葉を聞いたことがありますか。今,この取り組みが全国的に活発化しています。朝日新聞の調査によると,全国で2015年には,100カ所程度の実施でしたが, 2016年には300カ所を超え,その後も増え続けています。この「子ども食堂」とは,親の共働きや貧困など,家庭の様々な事情により,一人で食事をする子どもや十分な食事の機会を得ることのできない子どもに対して,地域や企業,団体などにより複数の人と食事をする場を提供する取り組みのことです。県内でも「子ども食堂」開催の動きが進んでおり,大好きいばらき県民会議でも,「誰もが大好きと言える茨城づくり」の推進のため,こうした取り組みを推奨するとともに,今回,広報紙にて,県内の子どもの食に関わる活動を取り上げることにしました。ここでは,特徴のある取り組みを行っている3つの団体と,生活困窮者支援として食材の提供を行っているフードバンクをご紹介します。下妻市いばらきコープ+下妻市社会福祉協議会「ほぺたん食堂」下妻市コミュニティーカフェ「ぷらっとほーむ」において,いばらきコープ生活協同組合と下妻市社会福祉協議会が協力し,「ほぺたん食堂」を開催しています。「ほぺたん食堂」は,「学習支援」と「共食」の2つのテーマで運営されています。「学習支援」では,食事の前に地元の高校生や同会場で日々行われているサロンの参加者の協力のもと,子どもの宿題や日々の勉強のサポートをしています。「共食」は,「様々な人々と共に食事をすること」です。子どもや家族だけではなく,様々な人と共に食事をすることで,普段関わらない人たちをつなぎ,それが地域を結んでいく,そんな場づくりをしています。牛久フードバンクフードバンクとは?フードバンクとは,余って捨ててしまうような食品や食べられるにもかかわらず,規格外,包装ミスなどの理由で廃棄されてしまう食品(食品ロス)を,個人や企業などから提供を受け,福祉施設など食品を必要としているところにプレゼントする活動です。茨城県では,フードバンク茨城が担い,社会福祉協議会やNPO法人などに食材の提供を行っています。食材を寄付したいと考えている方は,フードバンク茨城にお問合せください。お問い合わせE-mail〒300-1221茨城県牛久市牛久町1024-1パルシステム茨城うしくセンター内Tel & Fax.029-874-3001営業日:月・水・金(祝日休み)1 0 : 0 0 ? 1 6 : 0 0fb.ibaraki@gmail.comツイッター@fb_ibarakiあなたも「食の支援」をサポートしませんか!フードバンクでは食品工場,スーパー,農家などから,まだ食べられるのにも関わらず,さまざまな理由で廃棄されてしまう食品を引き取ります。また,個人などからの食品の寄付も受け取ります。そして,これらの食品を必要としている団体に届けます。「もったいない」を「ありがとう」に変える活動がフードバンクです。7