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概要

大好きいばらき vol.56

茨城県生活学校連絡会茨城県生活学校連絡会とは?生活学校は,「身近な生活課題を生活者の視点で解決しよう」を基本理念として,財団法人新生活運動協会(現:公益財団法人あしたの日本を創る協会)が「暮らしの工夫運動」を推進する中で昭和39年に生まれ,茨城県生活学校連絡会は,昭和4 3年に結成しました。近年では,「もったいない」をキーワードにした4 R運動を地域の中で推進し,特に食の安全や,自給率などの問題解決のための糸口を探る行動として,「食を通じたエコライフ運動」をテーマに,県内5地区の生活学校が集まり日ごろの取り組みや研究成果を発表する研究集会の開催や食品ロスの研究・普及活動を実施しています。地区での活動各地区の生活学校では,その地域の課題に即した事業を実施しています。例えば,延方生活学校では,地域の絆づくりを目的に,自治会との協力による三世代交流事業として,近隣の子どもに対し,お楽しみ会やキャンドルナイトを行い,多世代が交流する場を作っています。食品ロスの研究と普及食品ロスとは,売れ残って廃棄された食品や,飲食店での食べ残し,家庭で捨てられる食材の事です。茨城県生活学校連絡会では,会員に対してアンケート調査を行い,1家庭あたり10日間で97 3円の食材が捨てられることを発見し,活動を冊子にまとめました。こうした食品ロスの調査や印刷物等での普及活動をしています。研究集会県内の生活学校が集まり,環境に関する勉強会や地区ごとの研究発表等を行う研究集会を開催しています。昨年度には,水戸地方気象台調査官の森井氏を講師として,地球温暖化についての近況やその原因について学びました。また,合わせて,県内の生活学校の研究発表等を行い,生活学校同士の交流や学び合いを行っています。13