ブックタイトル広報なか 2016年11月号 No.142

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広報なか 2016年11月号 No.142

福島県川内村からお届けします~川内だより~13那珂市のみなさん、こんにちは。ひだまり保健師の中山友子です。福島県内でも寒さが厳しいといわれる川内村での2度目の冬に突入しました。雨量の多かった夏と比べどのような厳しさの冬になるのか?今から楽しみです。また、8月27日に開催されたなかひまわりフェスティバル2016では川内村も出店し、会場でたくさんのかたに声をかけられ、川内村を知っていただきました。ありがとうございました。今回は行政にとって重要なパートナーである自治会のお話をします。川内村の自治組織は、大正12年より行政区長制度をとり、村と村民との連絡などに関する事務の円滑化を図るため「行政区長設置規則」を設けています。8地区ある行政区の区長および区長代理者は、区民が推薦した者を村長が任命し、非常勤職員でありその任期は2年です。川内村民を家庭訪問し、隣家まで数km離れているため回覧板はどうしているのか不思議でした。震災前までは114の組合があり、行政情報や行政区の催しなどの周知をしていたのですが、その活動ができない状態だったのです。現在は、村からのお知らせは広報かわうちやホームページなどのほか、毎日午後7時30分に流れる「防災放送」があります。定時放送として流れてくるのには驚きましたが、家族だんらんの時間に流れてくるので便利だと思います。自治会制度の役割の1つに住民同士の親睦があります。同じ地域に住む人同士が、仲良く助け合って暮らしていこうという考えは今も昔も、そして那珂市も川内村も変わりありません。しかし、川内村は全村避難から5年半、帰村率は60%で地区組織の立て直し・再構築にも人手が足りない、班の編成がしたくてもできない現状があることを、改めて思い知らされました。少ない人数で行政区が区長を中心として創意工夫し地区を運営することは大変な努力が必要であると想像できます。次回で、川内村からの発信も最終回となります。みんなの健康~薬のお話~あるので、症状をきちんと伝えてもお勧めしておきます。最近は症状に合わせた風邪薬もるお店を普段から決めておくこと一般的な風邪薬(総合感冒薬)の処方アセトアミノフェン解熱と鎮痛トラネキサム酸のどの炎症などクレマスチンフマル酸塩鼻の症状ベラドンナ総アルカロイド鼻水を抑えるブロムヘキシン塩酸塩たんを切れやすくするグアヤコールスルホン酸カリウムたんを切れやすくするdl‐メチルエフェドリン塩酸塩気管支を広げるジヒドロコデインリン酸塩咳を止めるノスカピン咳を止める無水カフェイン頭痛の緩和ベンフォチアミン(ビタミンB1誘導体)る薬局や薬剤師、登録販売者のいしょう。そういうことが相談できにかかる場合は必ず医師に伝えまんでいるときに病院やクリニック願いします。また、ほかに薬を飲往歴や体質なども伝えることをお必ずお薬手帳を持参し、病気の既るお薬のあるかたは、購入の際に滋養まう場合があります。併用してい服用しているかたは重症化してし病気があったり、ほかにもお薬をこれらの副作用は、何かほかにまず購入先にご相談ください。ときはいったん服用を中止して、問い合わせあります。こういう副作用が出た邪薬の処方を挙げてみます。ルギー体質のかたは注意)などがとしたお薬です。左に一般的な風は特に注意)、体のかゆみ(アレ風邪の症状を緩和することを目的圧が上がる(重度の高血圧のかた健康推進課健康増進グループ(総合保健福祉センター「ひだまり」内)?270-8071の痛み、鼻づまりといったような意)、胃腸の具合が悪くなる、血ん、鼻水、くしゃみ、頭痛、のどる(前立腺肥大のあるかたは注けるお薬ではなく、発熱、咳、たのどや口の渇き、尿が出にくくなといい、ウイルスや細菌をやっつを起こしやすいかたは特に注意)、風邪薬は正式には「総合感冒薬」などは危険)、便秘(腸閉塞など邪薬とはどんなものでしょうか?としては、眠気(運転や高所作業一般に薬局などで販売している風ではありません。一般的な副作用増える風邪薬のお話をしましょう。た、これらには副作用がないわけ今回はこれから服用する機会の購入することをお勧めします。ま常陸大宮薬剤師会那珂支部スルガヤ薬局山口直先生風邪薬のお話14