ブックタイトル広報しもつま 2016年11月号 vol.727
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広報しもつま 2016年11月号 vol.727
市民の声コシガヤホシクサの保護活動にご協力を絶滅の危機にあるコシガヤホシクサについて、総合的な学習の時間から砂沼での野生復帰活動を知り、「コシガヤホシクサを守る活動」を始めた下妻中学校3年5組の皆さん。今回は、清掃やPR活動に取り組む同クラスの平石朋花さんからのお便りを紹介します。皆さんは、コシガヤホシクサという草を知っているでしょうか。きっと知らない人が多いと思います。私たち3年5組では、総合的な学習の時間に、地域社会のために自分たちにできることについて話し合い、「コシガヤホシクサを守る活動」をすることになりました。そこで私たちは、皆で自然を守り、コシガヤホシクサの保護PR活動を行うことを決定しました。まず、活動を行うためには、私たち自身がコシガヤホシクサについて知らなければいけないと思いました。そこで1学期には、ホシクサについての理解を深めるため、クラス全員でコンピューターを使った調べ学習を行いました。この活動により、コシガヤホシクサは今、絶滅の危機にあることを知りました。この草は一度越谷で絶滅しており、その後、下妻市の砂沼で発見されました。しかし、砂沼に自生していたものも絶滅し、今では、栽培したものを野生復帰させる活動が行われています。調べ学習を通して、私たちはもっとホシクサについて学ばなければならないと考えました。その時、STOP!温暖化エコネットしもつまで「エコネット塾」という活動を行うことを知りました。この活動は、コシガヤホシクサの野生復帰現場や栽培状況を観察するという内容で、私たちはクラスで参加しました。コシガヤホシクサ(ホシクサ科)コシガヤホシクサ(頭花)かけい花茎10~15cmで、7月から9月に先端に白い花の集まりの頭花(6~7mm)をつける。花の形が星のように見えることが花の名前の由来となっている。撮影:国立科学博物館「エコネット塾」では、越谷市役所で野生復帰に向けた取り組みなどの説明を受けました。その後、野生復帰現場に足を運び、ホシクサの様子を観察させていただきました。越谷市農業技術センターでは、栽培状況を観察し、ホシクサを成育するための環境作りを学びました。「エコネット塾」は、私たちにとってコシガヤホシクサについて学ぶとても良い機会となりました。2学期に入り、「エコネット塾」で学んだことを振り返りました。そして、ホシクサを保護するためには、きれいな環境を作ることが大切だと感じ、清掃活動をすることを決め、9月28日に砂沼の清掃を行いました。クラス全員で、砂沼の周りに落ちているごみを拾い、きれいな環境作りに取り組みました。これまでの活動から、コシガヤホシクサは多くの人に知られてはいないということを実感しました。そこで、3年5組では、コシガヤホシクサについてのポスターを作成し、市民に呼びかけなどの広報活動を行い、コシガヤホシクサを多くの方々に知ってもらうための保護PR活動を行っていく予定です。皆さんも、コシガヤホシクサの保護活動のご協力をよろしくお願いします。砂沼の清掃活動(9月28日)有料広告欄9広報しもつま2016.11