ブックタイトル広報かわち 2016年11月号 No.572
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広報かわち 2016年11月号 No.572
28 57211広報かわち3平成年月(№)3としょばあちゃんがおしえてくれたことみずほ小学校1年雑賀紫音こ年2月、105才のとしょばあちゃんがなくなりました。としょばあちゃんは、ママのことも〝しのちゃん〟とまちがえてしまうほど、わたしのことをかわいがってくれました。わたしは、としょばあちゃんがなくなってからつづけていることがあります。それは、ぶつだんにたきたてごはんをおそなえすることです。また、としょばあちゃんのしゃしんにむかっておはなしすることもあります。なぜかというと、としょばあちゃんがにこにこわらって、よろこんでくれているような気がするからです。としょばあちゃんがよろこんでくれると、わたしもうれしくなります。それは、きっと、としょばあちゃんがいきているときに、たくさんやさしくしてくれたからだと思います。としょばあちゃんは、いつもえがおで人にやさしくすることが大切だと、わたしにおしえてくれました。としょばあちゃんは、とてもすごい人です。なくなってしまったのに、いまでもみんなに大切にされています。そして、空からみんなのことを見まもってくれています。わたしも、としょばあちゃんのように、だれにたいしてもえがおで、やさしくできるようになりたいです。また、あいさつやおれいなど、じぶんがされてうれしいことを、かぞくやお友だちだけではなく、しらない人にもじぶんからしていきたいと思います。てんごくのとしょばあちゃん、ありがとう。身近な福祉生板小学校5年本橋陽希ぼくは、「福祉」の意味や役割について調べてみました。それは、人々が幸せに暮らすことができる社会のために色々なしくみや役割を示す言葉だとわかりました。では、全ての人々が幸せに暮らすためにはどのような事が必要なのでしょうか。福祉の意味には、高齢者や障害者、子供など、社会で弱い立場の人達を助ける事や、い族、保健、労働政さく、住居などの社会生活を送る上での安全もうを整える社会の基そ構ぞうの一つだと書いてありました。それで、ぼくの身近にある福祉についても考えてみました。それは、高齢者を助けることです。ぼくには94さいのひいおばあちゃんがいます。ひいおばあちゃんは、老人しせつで生活しています。病気や年をとった事が原因で、歩くことができず、車いすで移動しています。そのため、自分の好きな場所にいったり、外へ出かけたりできません。時々、ぼくや家族の人が会いにいくと、とても喜んでくれます。ひいおばあちゃんはいつも、「よく来たね。」「今、何年生になった。」と、同じことを何度も言って、なみだを流しながら、「ばあちゃんは幸せだよ。」といっています。ぼくもひいおばあちゃんに会うとうれしくなります。しせつで働いている介ごの仕事の人達は、ひいおばあちゃんが車いすで移動する時に、車いすを押したり、転ばないように、見守ったりしていました。「お茶はどうですか。」と聞いたりして、とてもやさしい人が多いです。ひいおばあちゃんが笑って生活できるのは、介ごしてくれている人達のおかげだと思います。お年よりや障害者の人達を介ごすることは、本当に大変なことだと思うけど、手助けされている人達は、幸せに暮らすことができると思いました。ぼくもこれから高齢者やこまっている人の手助けができるようにしようと思いました。自分にできることから金江津小学校6年大野夢姫私は、募金活動に参加したことがあります。よく、ショッピングモールなどにとう明な大きい箱が置いてあるのをよく見かけます。私は最初募金活動にもあまりきょうみがありませんでした。でも、ショッピングモールに行くたびに大きな箱がいつも目にとまりました。だけど、その大きな募金箱がいっぱいになった所は1回も見たことがありませんでした。そんな募金箱はさみしそうにも見えました。でも、私はその募金箱を見て見ぬふりをしました。たった100円でも、たった10円でも、たった1円でも募金すれば良かったと今は思います。私が募金をするようになったきっかけは、学校の道徳の授業がきっかけになりました。その日は、人に親切に接することについて学習しました。一見人に親切にすることと募金活動は似ていないと思いますが、実は似ていたんです。道徳の授業の後ショッピングモールに行きました。その日も大きな募金箱がさみしそうにぽつんと置いてありました。でも、その日はいつもとちがい募金をしてみようかな?という感情が出てきました。そして私は、生まれて初めて、いつもさみしそうにしていたとう明で大きなあの募金箱に「たった100円」入れました。その時いつもさみしそうな募金箱がいっしゅん笑ったような気がしました。その時私の気持ちも晴ればれしました。その日以来募金箱が笑っているように見えました。それはたぶん、私自身が募金活動をして変わったからだと思います。あの日のたった100円が私を変えてくれました。最近は、募金箱を見ると時々募金福祉作文敬老福祉大会において児童・生徒が発表した心あたたまる福祉作文を紹介します