ブックタイトル商工会議所報ひたちなか 2016年11月10日号 No.152
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商工会議所報ひたちなか 2016年11月10日号 No.152
遠いあの頃の買い物は、井戸端会議的要素を持ち、お茶をよばれ、世間話に興じ、「またねー」と帰っていく・・・??????駅前商店街診断書には、次のように記されていた。佐和駅前踏切通りとも商店街的性格が構成されていない。多くの店が仕入れは問屋頼み、商品は店頭に並べるだけ、お客は必要なものだけ買い求め、衝動買いやついでの買い物もない。商店の密度も少なく、買い物を楽しむこともできない。と顧客の45%が回答していた、と。しかし特筆すべきは、佐和サービスシール会には79店が加盟、初年度の売り上げは26億円、当初の予想を超える数字は、長年の固定客の支持であり、その実績をもとに、集落商法を脱皮しなければならない。近年の団地の増加は旺盛な消費者を有する階層である。それから、佐和駅を横断する跨線橋の設置を願い、東西の人々の交流が可能となり、あとは皆様方の経営努力、と報告書には記されている。佐和駅中央区画整理は、平成28年1月に完了、駅前から大きな道路が縦横に走り商社や商店が新たにでき、周りには昔の面影はない。駅東区画整理は、平成10年に発足、一部を残して遅々として進まず、踏切通りの街路灯もいつの間にか取り払われていた。「ここが私の部屋だよ」と間取図を書いていたばあちゃんは、今施設に入っている。市報平成28年4・5月号には、次のように記されている。佐和駅東西自由通路と駅舎の橋上化に向けた計画を策定、駅東区の区画整理は平成30年度で見直し作業も終わり、新たな事業整備を進める、と。??????駅前東広場の花壇には小さなベンチが置かれ、海浜公園行きのバスが待っている。素敵なお店が並ぶ先にはイベント会場の屋根が見える。街路樹には桜の木を、花が咲き、花見の街であってほしい。(おわり・文中敬称略)区画整理後の佐和駅前通り現在の佐和駅終戦当日の新聞(昭和20年8月15日毎日新聞より抜粋)佐野地区~佐和駅付近の今昔4~語り部:池ノ辺大蔵さん(鮨いけのべ)第7シリーズ6