ブックタイトル広報いしおか 2016年11月1日号 No.266

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広報いしおか 2016年11月1日号 No.266

ホームページバナー広告随時募集中!バナー広告市長日記3110月4日(火)霞ヶ浦と筑波山今泉文彦文と写真市では、ホームページの「くらし・市政」「楽しむ・学ぶ」のトップページにバナー広告(有料)枠を9枠設けています。ぜひ、お申し込みください。広告掲載の概要掲載の期間原則1か月単位で、最長12か月まで。再掲載も可能です。広告の規格・大きさ…縦50ピクセル×横120ピクセル・形式…GIF(アニメーション可)、JPEG、PNG・データ容量…10キロバイト以下広告料(掲載1か月につき)1枠1万円(全9枠)掲載できないもの政治や宗教団体およびその活動にかかわるものや、公共の秩序や善良の風俗に反するものなどは掲載できません。申込方法広告掲載申込書に必要事項を記入して、お申し込みください。申込書は、秘書広聴課に備えてあります。また、市ホームページからもダウンロードできます。■申し込み・問い合わせ秘書広聴課?23・1111(内線213)広報いしおか11月1日号№26620つくば市役所で開かれた日本ジオパーク認定祝賀会で、私は次のようなスピーチをしました。「筑波山と霞ヶ浦を有する6つの市とその関係者が、これまでにない連携のもと、ジオパークの認定を得たことは大きな意義があります。常陸国風土記には、入り海だった霞ヶ浦にクジラ以外の魚は全て居たと記され、筑波山にはクマとサルを除いた小動物が生息していたそうです。しかし、今は、クマ・サルどころか外来生物も出没し、千年前とは状況が異なっています」ジオパークとは、地球科学的な価値を持つと認定された場所。そこでは、大地の遺産を守り、教育やツーリズムに活用しながら、地域の持続可能な活動を展開しています。今回、霞ヶ浦を含む筑波山地域が2度目の挑戦で認定されたのでした。会場には、つくば市と土浦市・かすみがうら市・桜川市・笠間市・石岡市の関係者が集い、セレモニーの後は、認定に至る苦労話で盛り上がっていました。私はその中にいて、ふと一冊の本を思い出しました。それは昭和38年に刊行された県南観光誌「山紫水明」という大冊です。序文には次のような一文が寄せられています。「ラインの流れも、河岸の巌いわおも、ローレライの詩によって美しく、ナポリ湾の思い出もサンタルチアの歌声によって尽きない」とあり、霞ヶ浦と筑波山の広域的観光地を創作俚謡と写真とで分かりやすく紹介しています。祖先から親しんできたこの大自然に感謝する時、山は息吹き水は生きる、との発刊の趣旨は、この場と共通するのではないかと感じたのです。ともあれ、ジオパーク認定によって、6市の連携という新たな絆がうまれました。連携を生かした観光振興は、単独よりもはるかに効果的であることが分かっています。「今泉市長、後をよろしくお願いしますよ」11月の退任を表明したつくば市の市原健一市長が、力強く握手を求めてきました。ジオパーク認定を機に6市による本格的な観光振興がこれから始まります。