ブックタイトル広報筑西People 2016年11月1日号 No.176
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広報筑西People 2016年11月1日号 No.176
ベジフルフラワーアーティスト相澤真理子さん(島)B級品の野菜に第二の人生を送らせたい「作品のタイトルは『パッション』。100パーセントのうちの1パーセントでも、諦めなければ可能性はあるというメッセージを込めて作りました」と話してくれたのは、ベジフルフラワーアーティストの相あいざわ澤真まりこ理子さん。ベジフルフラワーとは、野菜や果物をブーケやオブジェに仕立てる「食べられる」アート。かく農家のみなさんが愛情を込めて作った野菜なので、B級品としてはねられてしまう子に、華を持たせるという気持ちで作っています」と、野菜に愛情を持って接する相澤さん。ベジフルフラワーは、B級品の形象の違いを個性としてとらえ、それを生かした作品作りをするそうです。そんな相澤さんの元々の専攻は「食育」。「人の幸せは、『生きていること』だと思っています。その生きることに必要不可欠なものは、『食』ですよね。そこでフードアナリストやジュニア野菜ソムリエなどの資格を取りました。ベジフルフラワーも、みなさんが『食』に触れるきっかけになればうれしいです」と話してくれました。今ではプロとして愛情深く野菜に接している相澤さんですが、以前は野菜が苦手だったそうです。「作品を作っていくうちに野菜嫌いを克服できました。自分が実際に育てた野菜や調理した野菜など、直接触れた野菜は食べられるというお子さんは意外と多いと思うんです」との思いから、様々な活動に取り組んでいます。「『食』に関しては、やっぱり『地産地消』が理想の形です。地元で穫れた野菜を、地元で調理していただく。その一環として、B級品に第二の人生を送らせるのが、ベジフルフラワーアーティストとしての役目だと思います」と話してくれました。これからも、作品を通して食の大切さ・すばらしさを伝え続けてほしいです。人輝く始めたきっかけは、約2年前に、日本野菜ソムリエ協会の先生が製作した作品を見たことだといいます。「花ではなく野菜を使って、こんなにきれいな作品ができるのかと衝撃を受けました」という相澤さんは、同協会のベジフルフラワーアーティスト養成講座を受講し、全国でも38人しか持たない「アーティスト・プロフェッサー(教授)」の資格を、茨城県で初めて取得しました。「ベジフルフラワーに使う野菜は、形の整ったA級品ではなく、B級品でいいんです。せっベジフルフラワーへの思い食育の手段としてB級品が生まれ変わる11