ブックタイトル教育いばらき No.534
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教育いばらき No.534
教育いばらき第五三四号平成28年10月7日発行/茨城県教育委員会編集/茨城県教育庁総務企画部総務課〒310―8588水戸市笠原町978番6電話029―301―5152[茨城県教育委員会ホームページ]http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/index.htmlみんなで読んでみようおしえてふれあちゃん!こんにちは!わたしは県教育委員会マスコットキャラクターのふれあちゃんです。このコーナーでは、みんなが住んでいる「茨城県(いばらきけん)」にある、すてきなものをしょうかいします!今回は「鹿島神宮(かしまじんぐう)」。みんな聞いたことはあっても、行ったことのある人は少ないんじゃないかな?実はすごいところなんです。鹿島神宮って?鹿島神宮は、今から1,300年前につくられた「常陸国風土記」(ひたちのくにふどき、今の茨城県を中心とする地方を紹介する資料)にも登場する、とても古くからある神社です。1,000年前の資料では、全国約3,000の神社のうち、鹿島神宮と伊勢神宮(三重県)、香取神宮(千葉県)の3社だけが「神宮」とされていて、とても重要な神社だったことが分かります。ここにまつられている神さまは武道の神さまとして知られて、全国で約6 0 0社あるといわれる鹿島神社のほか、空手や剣道の道場などでもまつられています。長さ2m以上!国宝「?霊剣」223.4cm鹿島神宮には、神話に出てくる「?霊剣」(ふつのみたまのつるぎ)といわれる、全長223.4cmの国宝の刀があります。(写真提供:鹿島神宮)小学校6年生男子(11才)の平均身長145.2cm実物大の見本があり、実さいに手にとって重さや長さを感じることができます。(写真提供:茨城県立歴史館)▲鹿島の神さまがなまずを要石で押さえつけている絵今回は鹿島神宮!!▲鹿島神宮の楼門(ろうもん)地しんをしずめる「要石」神社の境内には「要石(かなめいし)」があります。かつて、地面の中にいる大きななまずがあばれると、地しんが起きると考えられていて、要石は、このなまずをおさえて地しんをしずめていると信じられてきました。地面の上に出ているのは直径30 cmくらいですが、7日7晩まわりをほり続けても底までたどりつかなかったといわれています。わたしたちを地しんからおまもりください。▲要石実は親せき?鹿島の鹿と奈良の鹿鹿島神宮では鹿が神さまの使いとして大切にされています。他に鹿を神さまの使いとしている神社としては、奈良県の春日大社があります。実は鹿島神宮と春日大社は同じ神さまで、767年、神さまが鹿島から奈良まで、鹿に乗って行ったといわれています。修学旅行などで奈良公園(春日大社のとなりで、鹿がたくさんいます)に行くことがあったら、かわいがってあげてください。