ブックタイトル広報とりで 2016年10月15日号 No.1207

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広報とりで 2016年10月15日号 No.1207

平成28年10月15日発行第1207号(2)一郎平が、印旛県(明治4年11月から6年6月まで存在した千葉県の前身の県の一つ、現在の取手市域の大部分はこの時は印旛県であった)から郵便御用取扱(現在の特定郵便局長)に任命され、明治5年3月18日に辞令を受け取っているようです。その後明治11年3月11日、元本陣の染野晋すすむ氏が五等郵便取扱役に任命されました(写真1)。現在旧取手宿本陣の建物の正面、式台玄関の右側に窓口風のガラス戸がありますが、これが明治初期の郵便窓口跡になります(写真2)。上部がアーチを描いた窓口が二つあり、その形状から馬ばていけい蹄形窓口と呼ばれています。郵便を出しに来たり、切手やはがきを買いに来たお客さんは、窓口の外側で立って用件を済ませることになります。このような接客方法は、現在では郵便局だけでなく、役所や金融機関、一般のお店でも普通にみられますが、当時の人びとにとっては、これまで経験したことのない西欧的な文明開化の香り漂う新しい接客方法と、受け止められたことでしょう。郵便の創業は、手紙と共に新しい文明を、人々の元に運んできたのでした。成立間もない明治新政府は、文明開化・殖産興業・富国強兵といったスローガンを掲げ、近代国家建設のためのさまざまな政策を行いました。その一つに、郵便制度の創設があります。すでに江戸時代には飛脚の制度がありましたが、利用できたのは大名や武士、豪商・豪農といった一部の人だけでした。明治新政府は、全ての人が安い料金で、全国どこへでも郵便を出せる仕組みを作ることに、取り組みました。それはまさに、「四民(士農工商)平等」の近代社会を作り上げることだったのです。こうして明治4(1871)年3月1日、まず東京・京都・大阪間で郵便事業が開始されました。次いで明治5年7月1日、ほぼ全国一斉に郵便の取り扱いが開始されています。取手では、元問屋の谷沢〈問い合わせ先〉埋蔵文化財センター?73-2010探訪ふるさと訪8○0本陣に残る明治の郵便窓口跡写真2本陣に残る明治初めの郵便窓口跡▼▲写真1五等郵便取扱役辞令(染野修氏所蔵)、染野晋氏が、五等郵便取扱役に任命されたことを、内務卿の命によって、駅逓局長の前まえじま島密ひそかが伝えています市内在住の20歳以上の皆さんの中から、無作為に抽出した2000人の方を対象に、郵送による市民アンケート調査を実施します。調査期間は10月中旬から11月15日までです。調査票が届いたら質問事項ごとに回答し、同封の返信用封筒(切手不要)で指定の期日までに返送してください。アンケートは無記名市民アンケートにご協力をで、調査結果は統計的に処理します。回答者の氏名・住所などの個人情報を収集することはありません。皆さんのご理解・ご協力をお願いします。■20歳以上2000人が対象■総合計画の達成度を確認するため使用市では、市の最上位計画であり行政運営を行っていく上での基本的な指針となる「第六次取手市総合計画」を策定し、「ぬくもりとやすらぎに満ち、共に活力を育むまちとりで」の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めています。アンケート調査は、この行政評価を行うに当たり、町づくりの指標として掲げた項目について皆さんの意見を集計し、把握することを目的に実施します。なおアンケート調査の結果は「取手市民アンケート調査報告」にまとめて公表します。過去の調査結果と合わせて、政策推進課や各図書館などのほか、市ホームページ(市政情報↓統計情報↓市民意識調査)でも公表しています。〈問い合わせ先〉政策推進課?内線1211町づくりの方向性を検討市は、長期間にわたって据え置きしてきた手数料と使用料について見直します。見直しに当たっては、サービス利用者の適切な負担割合を設定する必要があることから、市が提供する行政サービスの質や量、さまざまなコストを見える化した上で、サービスの特性に応じた適正なコスト負担のあり方を定めることとしました。そこで、パブリックコメントを実施し、7月に「取手市手数料、使用料における受益者負担のあり方に関する基本方針」を策定しました。現在、この基本方針で示されているコストの範囲や算定方法を基に、サービス提供にかかるコストを算出し、手数料と使用料の見直しを進めています。このたび、手数料と使用料の改定(案)がまとまりましたので、ご案内します。改定(案)は、近隣市の状況を調査し、外部委員で構成される行政改革推進委員会の意見を踏まえた上で作成しました。手数料と使用料の改定(案)については、市役所関係課窓口と市内公共施設に配置しているパンフレットや一覧表からご覧いただけます。また、市ホームページからもご覧になれます。〈閲覧場所〉市役所関係課窓口、市内公共施設、市ホームページ(市政情報↓取手のまちづくり↓行政改革↓取手市手数料、使用料の改定)〈問い合わせ先〉担当課へ直接お問い合わせください。担当課が不明の場合は、手数料…政策推進課?内線1211使用料…財政課?内線1631までご連絡くださいサービスに応じた適正なコスト負担へ手数料と使用料改定(案)公開基本方針を基に見直し改定(案)閲が覧できますCOSTCOSTCOST障害者就労支援の場カフェウェルカムオープン市社会福祉協議会は、10月3日、共生型地域交流拠点「の?ま」を開設し、同所に障害者就労支援の場となる「カフェウェルカム」を開店しました。同店では、障害者福祉センター「ふじしろ」の利用者とボランティアが接客します。ピザやホットサンドなど軽食の提供のほか、市内福祉施設等の自主生産品の販売を行います。「の?ま」は地域住民の方々が出会い、つながり、理解し合い、共に助け合って生きることを実感できる町づくりを目指す場です。名称は「障害者も健常者と同様に生活できるような社会こそがノーマル(普通)な社会である」という考え営業時間…平日午前10時30分~午後3時場所…藤代730-1問い合わせ先…市立障害者福祉センターふじしろ?83-5666寄付できるポイントカード導入ドリンク各種、ピザなどさをり織りや皮製品などを販売広く明るい店内方「ノーマライゼーション」に由来しています。障害者福祉センター「つつじ園」「ふじしろ」でのボランティア活動やカフェウェルカムでの飲食などでポイントがたまる「ボラビカード」が導入されました。満額(500ポイント)ためると「つつじ園」「ふじしろ」どちらかに寄付でき、施設で働く障害者の工賃に上乗せされます。さらに満額のカードを2枚集めるとTシャツと交換できます。同カードはカフェウェルカムなどで配布しています。現在、スタートアップキャンペーンを実施中です。藤代庁舎カフェウェルカム★「ボラビカード」スタートアップキャンペーン(H29.7月末まで)カードお渡し時に30ポイント進呈します500ポイントためると▼さをり織り製品プレゼント▼カフェで使えるコーヒー紅茶チケット5枚プレゼント〈問い合わせ先〉つつじ園?78-3211★「ボラビカード」ポイント加算額半日のボランティア…10ポイント1日のボランティア…20ポイント商品購入・飲食…100円につき1ポイントボラビカード旧国道6号★カフェウェルカムメニューピザ500円~ホットサンド各種300円自家製プリン200円ドリンク200円コーヒー、紅茶、オレンジジュース、コーラ、ジンジャエールなど※明治政府の改暦により明治5年12月3日が明治6年1月1日となっています