ブックタイトル広報かみす 2016年10月15日号 No.247
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広報かみす 2016年10月15日号 No.247
問健康増進課?0299-90-1331あなたを救うがん検診「がん」。日本では約2人に1人がかかる病気で、約3人に1人が亡くなっています。がんの治療には、早期の発見が大切です。早期発見のため、定期的に検診を受けましょう。今から神栖市で受けられるがん検診はこれ!お得ですよ!検診名対象検査方法無料になる年齢胃がん検診30歳以上の方X線撮影41・46・51・大腸がん検診30歳以上の方便潜血反応検査56・61歳乳がん検診(医療機関)40歳以上の女性マンモグラフィ検査(2年に1度)41歳子宮がん検診20歳以上の女性子宮頸部の検査20~29歳※乳がん検診は医療機関検診のみ(集団は5月に終了しました)※年齢は今年度中になるもの※罹患者数は、国立がん研究センターがん対策情報センターが発表している2012年のもの大腸がん1年間に13万4,575人が罹患ポリープからがんへ内臓にできたイボ状のものをポリープと言い、その8割は良性です。しかし、この良性ポリープが直径1cmを超える大きなものになると、急激にがんを含む可能性が高くなります。そのため、ポリープの段階で見つけて、早期治療をすることが重要です。便潜血検査が見つけ出す!ポリープがあっても自覚症状はほとんどありませんが、大きくなると便が接触して少しずつ出血することがあります。また、がん細胞は出血しやすいという特性があるので、目で見ても分からないような出血も調べられる「便潜血検査」が有効なのです。市の大腸がん検診もこの方法ですので、毎年1回受けましょう。胃がん1年間に13万2,159人が罹名前はかわいい「ピロリ菌」が大きな原因りかん患ピロリ菌は、口から感染し胃の粘膜の中に住み着く細菌です。なんと胃がんになった人の95%以上が感染しています。自覚症状がないこともあり、日本人の50%以上が感染していると言われています。ピロリ菌が長く住み着くと、菌の出す毒素で粘膜が破壊され炎症が起きます。この炎症が続くと、胃潰瘍や胃がんなどが起きやすくなります。胃がん検診は、がんだけでなく胃炎などの発見にも有効なので、定期的な受診が大切です。胃X線検査バリウムを飲んでX線撮影するこの検査で見つかるのは、胃がんだけではありません。炎症、潰瘍、ポリープなどの異常がないかも調べられます。まずは、胃の形や粘膜の状態を検査し、異常があれば精密検査を受けることが大切です。広報かみす2016年10月15日号4