ブックタイトル広報つくば 2016年10月号 No.551
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広報つくば 2016年10月号 No.551
フォットつくば広報つくば2016.10.1(平成28年)つくばサイエンスラボ科学実験教室「昆虫の感覚と行動の不思議」つくば市の地域資源である豊富な自然・科学を活用し、じっとして動かない雄小学生に自然体験や実験教室のカイコガに、雌が出すフェロモンを吹きかなどを楽しんでもらう夏休みける実験にチャレンジの恒例イベント「つくばサイエンスラボ」が今年も開催されました。バラエティ豊かな全5コースが企画され、計177人が参加しました。7月31日に実施したCコースでは、市内在住の神崎亮平氏(東京大学先端科学技術研究センター所長)による科学実験教室「昆虫の感覚と行動の不思議」が行われました。生きているカイコガを用いた観察・実験を通して、昆虫の行動が起こる仕組みを調べたり、筋肉を動かす際に生じる電気信号によってロボットを動かす体験をしたりして、科学の世界を体感することができました。カシマサッカースタジアムでつくば市をPR!8月6日、鹿島アントラーズのホームゲーム(ベガルタ仙台戦)にて、フレンドリータウンデイズ「つくばの日」が開催され、つくば市に在住・在勤・在学の方々が特別招待・優待されました。開場からキックオフ「フックン船長」と「RDT」のメンバーたちまでの3時間、スタジアムコンコースにつくば市のブースを出展し、市内で生産された原材料を使ったスイーツなどの特産品販売、つくば市産の小麦「ユメシホウ」を使ったパンの無料配布など、つくば市のPRを実施しました。また、プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」に所属するサイバーダイン茨城ロボッツの専属チアリーダー「RDT」のステージイベントも行われ、イベントを盛り上げました。暑い中でしたが、ブースには観戦に訪れたサポーターが大勢立ち寄ってくれました。▲筋肉を動かす時に出る電気信号をキャッチする装置を身に付けて、ロボットカーを動かす実験▲Cコースは親子参加のプログラム。先生の分かりやすい解説に、親子で聞き入りましたつくば市産ブルーベリーを使った商品など、市の特産品をPRしました高校生のためのハイレベルな科学・社会講座イノベーションキャンパスinつくば8月18~20日の3日間、高校生を対象に、科学の奥深さや社会的な課題解決の発想などを学ぶサマーキャンプ「イノベーションキャンパスinつくば2016」が開催されました。18日の第1部には全国の高校生が参加し、基調講演や大学・研究機関の研究者や企業のスペシャリストを講師に迎えた選択講座が行われたほか、高校生が各講師と直接触れ合える交流会も行われました。18日の夜から20日にかけて行われた第2部は、約100人の高校生が参加しました。19日には市内研究機関を訪問するサイエンスツアーを行い、参加者たちはつくばの最先端の科学技術研究に触れ今年度のイノベーションて、刺激を受けたようでした。その後、「訪問しキャンパス学長を務めたた研究室の研究内容をもとに、新たなビジネスや長沼毅氏(広島大学教授)社会貢献プロジェクトを考案しプレゼンテーションする」という課題が出され、班ごとにグループワークを行いました。各参加者は真剣に課題に取り組み、どの班も自由な発想に基づいた発表を行いました。今回の貴重な経験が、参加した高校生たちにとって、将来への大きな糧となることが期待されます。G7茨城・つくば科学技術大臣会合開催記念国際理解講演会5月15~17日に開催された「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」の総括として、8月7日、市役所で国際理解講演会「『つくばコミュニケ』がもたらすもの」を開催しました。講師として、会合の開催に当たり中心的な役割を果たした、真子博氏(内閣府政策統括官付参事官補佐)を迎え、今回の会合において共同声明として発表された「つくばコミュニケ」のポイントをはじめ、つくば開催決定までの誘致活動・開催準備の裏話など、2時間にわたって盛りだくさんの内容で講演が行われました。講演では、海外からのゲストに提供する食事の問題や、直前のスケジュール変更、地震への対応など、担当者でなければ分からないさまざまな苦労話も披露され、各国の文化の違いや、国際的な会合のマネジメントの仕方を学ぶ機会にもなりました。講演会後半では、参加者と講師の質疑応答や意見交換の時間が設けられました。参加者からは、「子どもたちが開催記念シンポジウムなどに参加できる機会があって良かった」や、「各国大臣がつくばに抱いた印象について」「共同声明によってWHOなどの国際機関や企業にどう影響を与えるか」など多くの感想や質問があり、大変好評でした。▲熱心に講演に耳を傾ける参加者たち▲講師の真子博氏10