ブックタイトル広報もりや 2016年10月10日号 No.628

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概要

広報もりや 2016年10月10日号 No.628

広報もりや2016.10.1015レジデンスプログラムの招へいアーティストが来日してから1か月以上が経ち、さまざまな交流と共に調査や制作に精力的に取り組んでいます。●問合先アーカススタジオ(もりや学びの里内)日・月曜日休館? 46-2600(10:00~18:00)arcus@arcus-project.com◎詳細な情報はアーカスプロジェクトで検索!Residency for Artists, Experiments for Locals, Moriya,Ibaraki現在のアート・芸術文化を守谷から。▼エルネスト・バウティスタ(エルサルバドル)これまで海外から見ていた側面だけではない日本の文化を探求できることは、私にとって素晴らしい体験です。今回私は、夢と人々の物語との関係性について制作したいと思っています。人々の外見や表面に表れているものだけではなく、内側に抱えているそれぞれの背景そのものが私にとっては大切だからです。私が守谷に来たことで、守谷とエルサルバドルとの間に関係が生まれるように、人々が持つあらゆる関係性が私の制作活動の大前提としてあります。国際的で知名度の高いアーカスから素晴らしい機会を得たことで、私が守谷でできることは、優れた環境の中で自分の制作に全てを捧げることです。▼ガン・シオン・キン(マレーシア)私の日本の第一印象は実はマレーシアの日本大使館でした。ビザ申請の際に、入口で親切なマレーシア人の警備員に丁寧なお辞儀で「こんにちは」と挨拶され、さらにその建物の中に流れるマレーシアとは全く違う空気感から、自分が既に日本にいるように感じました。穏やかで落ち着いた感性をはっきりと感じたのです。その72時間後に降り立った成田空港の雰囲気さえも、落ち着いていて静寂に包まれていました。その経験は、以前に読んだ「赤ん坊は世界の静けさに慣れるまでの間、時々夜泣きをする。なぜなら母親の胎内ではずっと音に包まれていたからだ」という内容の文章を私に思い出させました。▼イェン・ノー(韓国)守谷の皆さん、アーカスプロジェクトの皆さんのサポートに感謝します。遠くヨーロッパから何の困難もなく来日できたのも、滞在初日からの皆さんの支援のおかげだと感動しています。滞在中には、リサーチのために必要な大都市への訪問も予定していますが、同じく近隣地域にも着目しています。私が韓国出身でウィーンに住んでいることや1920~30年代に日本統治時代の朝鮮で、両国間に起こった前衛芸術活動が互いに及ぼした影響への考察を通して、自分の制作を発展させようと考えています。滞在中に皆さんと交流し、意見交換ができることを楽しみにしています。◎オープンスタジオ開催日決定!アーティストたちの滞在制作の成果を発表します。彼らの制作についてより深く知ることのできるトークイベントや、芸術分野のゲストを招いてのディスカッションなどさまざまなイベントをご用意しています。ぜひ足をお運びください。▼日時11月11日??27日?の金・土・日曜日、祝日(※火~木曜日は予約制・月曜日休館)午後1時?7時入場無料▼会場アーカススタジオ※詳しいイベント情報は公式ホームページ、10月25日発行の広報もりやお知らせ版でご紹介します。▲市長を表敬訪問しました▲9月のオープニングレセプションにて◎アーティストからのメッセージ紹介