ブックタイトル広報いしおか 2016年10月1日号 No.264
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広報いしおか 2016年10月1日号 No.264
ルバーリハビリ体操(シルリハ体操)は「立つ・座る・歩く」などの日常生活の動作を元にした、関節や筋肉の動きを良くする体操です。リハビリ医療の専門の医師・大田仁史氏(茨城県立健康プラザ管理者)が考案しました。内閣府の高齢社会白書(平成24年版)によると平成37年(2025年)には高齢化率30・3%が見込まれ、3人で1人の高齢者を支えることになるという推計が出ています。そのため、県では平成17年からシルリハ体操指導士の養成講座を実施。翌年、石岡市シルバーリハビリ指導士会が立ち上がり、今年で10年目を迎えました。石岡市でも103人の指導士が活躍中石岡市では平成24年から年に一度、3級シルリハ体操指導士の養成講座を実施しています。現在、指導士として活動するのは103人。市内60か所で毎月100回の教室を実施しています。今回は4人の方にお話を伺いました。きっかけは、自身の体調不良でした指導士になって4年の石橋ちい子さん。定年前に体調を崩したことがきっかけで「体が一番大切」と実感。石岡で養成講座が受けられるようになり受講を決意。「最初の頃の教室では、指導士仲間に無理しないでと気づかってもらいながら、今では、ほとんどの体操ができるようになりました。自分が体調不良で苦しんだからこそ、筋肉は何歳になってもつくれるよと、参加者の皆さんに伝えたいと思っています」参加者の笑顔がなによりうれしい指導士歴3年の藤岡俊昭さシ▼健康上の問題で日常生活が制限されない期間を指します。女性約86歳・男性約80歳と言われる平均寿命ですが、健康寿命は、女性約74歳・男性約71歳と言われています。▼健康寿命を伸ばし、生活の質を向上するため、できる限り要介護状態に陥ることなく健康でいきいきとした生活を送れるよう支援することをいいます。▼石岡市の高齢化率は29・8%(平成27年)。これは茨城県や全国平均(26%)を上回る数字です。石岡市の介護保険料基準額は67870円(月額5650円)。年々、介護保険の認定者は増加し、要介護になる恐れのある高齢者も全体の4割にのぼります(左グラフ参照)。介護予防は楽しい。自分のため、家族のためのシルバーリハビリ体操シルバーリハビリ体操の会場には、いつも明るく賑やかな笑い声が響いています。「おしゃべりと体操は一番の介護予防」と話すのは、永井照男さん(石岡市シルバーリハビリ体操指導士会会長)。指導士会では、地域に出向き、介護予防体操を広める活動をしています。今後ますます重要視されていく介護予防の取り組みを紹介します。10年目のシルバーリハビリ体操■問い合わせ地域包括支援センタ―? 35?1127健康寿命介護予防石岡市の介護保険料広報いしおか10月1日号№2642