ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 2016年9月後半号 No.754

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概要

広報龍ケ崎りゅうほー 2016年9月後半号 No.754

少子化の現状と次代の親アンケート調査結果報告合計特殊出生率は前年比増も少子高齢化に歯止めかからず次代の意識は…「結婚したい?」「子供は欲しい?」少子化の現状~少子化の現状と次代の親アンケート調査結果報告~厚生労働省が今年5月に発表した平成27年人口動態統計によると、1人の女性が生涯に産む子どもの数を推計した「合計特殊出生率」は、前年比0.04ポイント増の1.46となり、平成6年の1.50以来の高さとなりました。当市においても合計特殊出生率は上昇し、前年比0.01ポイント増の1.27となりましたが、全国平均を下回る状況が続いています。年間出生数は、国が前年比4,000人増の100万8,000人で、5年ぶりに増加に転じました。しかしながら、死亡数が出生数を上回る「自然減」は9年連続となりました。当市においても、自然減が7年連続となりました。年間出生数は543人で2年連続減少しました。また、当市の高齢化率は年々上昇し25%を突破。こちらは、全■問い合わせ:こども課子育て支援グループ?内線285国平均の26.7%より低い水準ですが、市民の4人に1人が高齢者となりました。国も当市も、少子高齢化に歯止めがかからず、今後もしばらくは人口減少が続くものとみられています。次代の親アンケート合計特殊出生率の推移(人)■=龍ケ崎市の出生数合計特殊出生率:-=国-=県-=市(人)1.56401.461.43 1.436201.411.461.441.41.391.371.411.42 1.426001.371.391.395801.31.275601.291.281.291.211.265401.21.18520567 620 587 564 568 545 543500平成21年22年23年24年25年26年27年当市では、次代の親となる世代への意識調査として、市内の高等学校(竜ヶ崎第一/竜ヶ崎第二/竜ヶ崎南/愛国学園大学附属龍ケ崎)で学ぶ2年生に「次代の親アンケート」を平成25年度から実施しています。平成27年度は537人(女性314人・男性223人)に実施しました。アンケートの結果をお知らせします。■結婚したいと思いますか?わからない5.8%したいと思わない5.0%いい相手が見つかったら11.7%その他0.4%いずれはしたい32.0%今すぐにでも2.8%■将来子どもは欲しいですか?わからない25.9%20代のうちに42.3%欲しい欲しくない68.5%5.6%■理想の子どもの数は?無回答8.7%4人以上3.5%3人24.5%2人59.2%1人4.1%■少子化が進むことは問題?関係ない2.1%むしろのぞましい0.8%特に問題ではない2.4%その他0.9%わからない10.4%多少問題47.1%無回答0.2%大変深刻な問題36.1%今回で3回目となった「次代の親アンケート」。過去2回と比較しても、その結果に大きな違いはなく、毎回、約9割の方が「結婚したい」、約7割の方が「子どもは欲しい」と答えています。さらに、子どもが欲しいと答えた方だけで見ると、約9割の方が2人以上の子を持つことを望んでいます。これらの意識と少子化の現状には大きなズレが生じていますが、「ここ龍ケ崎で子どもを産み、育てたい」と思ってもらえるよう、市では、保育・預かりサービスの充実など、結婚・妊娠・出産・育児・教育、それぞれのステージに応じたさまざまな支援策を今後も展開していきます。-5-平成28年9月後半号