ブックタイトル広報なか 2016年9月号 No.140

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広報なか 2016年9月号 No.140

みんなの健康~保健師のお話~問い合わせ健康推進課健康増進グループ(総合保健福祉センター「ひだまり」内)?270-8071茨城県のがん対策茨城県のがんによる死亡者数は年々増加し、昭和60年以降、死因の第1位となっています。平成24年には全死亡者のうち約28%、8,300人の県民が「がん」で亡くなっている状況です。市でも、平成24年市民の死亡者総数587人のうち、がんによる死亡者数が153人(26.1%)で、第1位です。茨城県は、がんによる死亡者数を減少させるため、昨年12月にがん検診の推進の啓発、県民の参療※およびがん対策の推進に必要な啓発に取り組む指針となる『茨城県がん検診を推進し、がんと向き合うための県民参療条例』を制定しました。その他20%腎不全2%自殺3%不慮の事故4%老衰5%脳血管疾患9%平成24年死亡原因上位5%22%2%2%3%11%10%肺炎12%28%17%資料:茨城県保健福祉年報外側…那珂市内側…茨城県悪性新生物26%心疾患(高血圧性を除く)19%※県民の参療=県民は、がんに関する正しい知識を習得し、自身に提供されるがん医療を決定できることについて自覚を持って、がん医療に主体的に参画することまた、この条例では具体的な数値目標として、胃がん・子宮頸がん・肺がん・乳がん・大腸がんの検診受診率を50%以上に掲げました。市でも、昨年度から県の養成講座を受講して資格を取得した「がん予防推進員」9人のかたがたに、がん検診の受診や予防の周知活動に協力をいただいています。?乳がん検診の大切さやセルフチェックの方法について説明するがん予防推進員茨城県がん検診推進強化月間講演会『いのちをまもるがん検診のはなし』県は毎年10月を「茨城県がん検診推進強化月間」と定め、官民一体となり県民一人ひとりのがん検診の受診促進や参療の意識を高める啓発活動を行っています。本年は強化月間のイベントとして、10月8日、茨城県立中央病院永井秀雄名誉院長と女優の原千晶さんの講演会が開催されます。原千晶さんは2度の子宮がんを経験して、がん予防・検診の啓発に積極的に関わる活動を行っています。参加費は無料です。ぜひご参加ください。原千晶氏茨城県がん検診推進強化月間講演会『いのちをまもるがん検診のはなし』◆日時10月8日(土)午後1時30分~3時40分◆場所茨城県メディカルセンター(水戸市笠原町489)◆定員500人※事前申込みを受け付けています。詳しくは「広報なかおしらせ版9月12日号」をご覧ください問い合わせ茨城県保健予防課がん対策推進室?301-3224永井秀雄氏18