ブックタイトル広報みほ 2016年9月号 No.654
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広報みほ 2016年9月号 No.654
折鶴奉納原爆死没者慰霊碑平和の鐘平和記念資料館核兵器なき世界の実現に向けて伝えよう平和の尊さを~広島平和記念式典に参列広島・長崎への原爆投下から71年が経過する本年は、原爆死没者が30万人を超えた一方、5月27日にバラク・オバマ氏が現職アメリカ大統領として初めて広島を訪れ、核兵器の廃絶を訴えるという歴史的な出来事に世界が注目。非核への意識が高まりを見せています。村では、昭和63年の「非核平和美浦村宣言」を機に、平和記念式典への派遣を実施しており、今年も小学生親子3組と非核平和美浦村宣言推進協議会代表、村議会議員代表、教職員代表の計11名が、広島市の原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式(広島平和記念式典)に参列しました。また、今回は木原小学校の協力を得て、小学生3名を対象とした事前学習会を実施。平和記念資料館では、その予備知識をもって3人で熱心に展示物等を見学している姿が印象的でした。ここでは、参加者が広島派遣を通して感じた、平和への思いを語って頂きました。《敬称略》71年前、原子爆弾が投下され、一瞬にして街が壊滅し尊い命が奪われました。資料館の展示遺品が静かに、しかし、しっかりと戦争と原爆のすさまじさを伝えています。一瞬の閃光を受けて死亡した人の人影が付いた石段、ボロボロになった衣服等が、あの日に生きていた人々の苦しみや悲しみを物語っているかのようでした。そして、今もなお後遺症で苦しんでいる人々。この恐ろしく悲惨な歴史を繰り返してはならないと、つくづく思い知らされました。今回は、このような機会を与えていただきありがとうございました。《美浦村議会議員山崎幸子》原爆の惨禍から71年。原爆死没者が初めて30万人を超え、今なお多くの人が後遺症に苦しんでいます。平和記念資料館では、一瞬にして町を破壊し、多くの犠牲者を出した核兵器の破壊力と凄惨さに背筋の凍る思いをしました。オバマ大統領が広島を訪れ被爆地への関心が高まる中で挙行された平和記念式典。「被爆者の思いや言葉を伝え広めていくには若い力が必要。命の尊さを語り伝えなければいけない。」という訴えが深く胸に残っています。安全で平和な世界を願わずにはいられません。このような貴重な機会を与えてくださったことに深く感謝申し上げます。《木原小学校校長木内敦子》広報みほ平成28年9月号6