ブックタイトル広報龍ケ崎りゅうほー 2016年9月前半号 No.753
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広報龍ケ崎りゅうほー 2016年9月前半号 No.753
目の前で突然人が倒れたときの応急手当の方法9月9日は「救急の日」目の前で突然人が倒れたときの応急手当の方法~あなたの勇気と行動が大切な命を救います~■問い合わせ:危機管理室危機管理政策グループ?内線352救急車の現場到着所要時間は全国平均で8.5分という一方で、突然の事故や病気などにより心臓が停止すると、約3分後には50%が死亡するといわれます。倒れた人のそばにいる人や発見した人が救急車到着までの時間に応急手当を実施することは、大切な生命を救うための重要な鍵となります。では、具体的な行動について確認しましょう。必要なのは3つ!? 119番通報とAEDの要請?胸骨圧迫(心臓マッサージ)?電気ショック(AED)手順1反応の確認と119番通報/AEDの要請周りの安全を確認して近づき、肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と声をかけます。反応(動きや返事)がなければ、大きな声で人を呼び、119番通報とAEDを持ってくるように頼みます。救急車を待っていては遅すぎます!心停止の際の応急処置は「秒」を争います。一刻も早く救命処置を始めないと、助かる可能性がどんどん低下していきます。手順2呼吸の確認と胸骨圧迫(心臓マッサージ)倒れた人をあおむけにして、10秒以内に胸やおなかの動きを見ます。呼吸がないか普段どおり息をしていない時は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。※なお、息をしているように見えても、突然、心停止となった場合、「死戦期呼吸」と呼ばれるゆっくりとあえぐような呼吸や「けいれん」が認められることがありますポイントは「強く」「はやく」「たえまなく」?強く:胸が約5cm沈むまでしっかり体重をかけて押し下げ、すぐにゆるめます。?はやく:1分間に100~120回のテンポ?たえまなく:倒れた人が動き出すか、救急車が来るか、AEDが届くまでしっかり続けます。行動を起こすことを恐れない仮に心停止でなかったとしても、胸骨圧迫によって状態が悪化することはありません(倒れている人が嫌がるそぶりを見せたら中止します)。AEDには診断機能がついていて、必要のないときに電気ショックを与えてしまうこともありません。倒れた人に反応がなかったら、恐れずに行動を開始してください。平成28年9月前半号-2-