ブックタイトル広報つくばみらい 2016年9月号 No.125

ページ
8/36

このページは 広報つくばみらい 2016年9月号 No.125 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報つくばみらい 2016年9月号 No.125

8-広報つくばみらい9月号(No.125)-豊かな自然を守るための対策について小絹中学校2年小絹中学校2年細ほそかわほそかわ川舞まうまう羽議員議員つくばみらい市の誇れるところは、自然の豊かなところだと思います。しかし、私の小学生の頃には自然のあった場所が、今は住宅地になり、自然が減少していると感じます。生活が便利になるのは嬉しいですが、発展とともに自然が減少していくことに寂しさを感じます。また、自然の減少は、地球温暖化を進めると思います。私は、生まれ育ったこのつくばみらい市の自然を次世代の子どもたちにも、自慢にしてほしいです。市では、大切な自然を守りながら発展をしていくために、どのような対策をしているのでしょうか。また、豊かな自然を次世代に受け継いでいき、緑あふれる豊かな市にするために、私たちにできることはありますか。【市長答弁】TXで守谷方面からみらい平駅に向かうと、小貝川を渡った先には、辺り一面に田んぼが広がり、みらい平に近づくと、まちを包み込むように緑が広がっています。このような風景を見て、市が誇れるところは「自然が豊かであること」と感じる市民の方は多いと思います。一方、絹の台地区やみらい平地区では、現在も住宅などが増加しており、緑の減少を寂しく思う方も多いことでしょう。市では、都市化を図る地域と、森林や農地などの保全を図る地域に区分し、計画的な土地利用を行っています。都市化を図る地域では、道路に街路樹を植え、公園にはさまざまな種類の樹木を植えています。一部の公園は、開発以前からの樹木をそのまま残しています。また、絹の台地区では、緑のまちづくりとして、家庭や事業所で生垣を設けてきました。一方、保全を図る地域では森林や農地が荒れ果て、減少しないよう、地域の方や関係団体と一緒に整備し、よりよい環境づくりに努めています。自然の豊かさを守るためには、市内の事業者や市民の皆さんのご理解とご協力が必要です。それぞれの事業所や家庭で、生垣やプランターの植栽を設けるなど、緑を増やす努力をお願いします。地球温暖化対策としては、電気の節約が大変重要です。無理のない範囲でのエアコンの温度設定や、テレビや照明器具をこまめに消すなど、ご協力をお願いします。この夏休みには、身近なつくばみらい市の自然に目を向けていただければと思います。総合病院の建設について谷和原中学校3年谷和原中学校3年小こいずみこいずみ泉亜ありあり李議員議員【質問】僕はサッカー部に入っていて、プレー中にケガをすることがあります。小さなケガは近くの病院で済みますが、大きなケガは大きな病院に行くしかありません。以前、試合で大ケガした時には、取手市の病院に通わなければならず、親に仕事を休んでもらい、通院しました。近くに総合病院があれば、親に迷惑をかけず、大きなケガをしても安心できます。高齢者や小さい子どもも増えているので、総合病院ができれば、みんなが利用できると思います。また、市外からも人が訪れ、活性化につながると思います。以上のことから市内に総合病院を建設してほしいのですが、どうお考えですか。【市長答弁】近年、増大する医療のニーズに対応するため、医療体制のより一層の充実が求められています。市でも、みらい平地区の人口増加や高齢化の進展により、医療・福祉に対する需要が高まっています。総合病院の新設は、茨城県の基準に基づき、県に認められる必要があります。県では、バランスのとれた医療体制の整備や、限りある医療施設を効率的に配置するために、地域の結びつきなどを考慮し、9つの「医療圏」を設けています。この医療圏の中で、必要ベッド数に不足のあることが条件ですが、当市の入る「つくば保健医療圏」では、ベッド数が基準を満たしています。市ではこれまで、地域の実情を考慮した医療機関の適正な配置ができるよう、知事への要望や、総合病院の誘致に関する協議を行ってきましたが、ベッド数が基準を超えていることなどから、新たな総合病院の建設は難しい状況です。しかし、幸いにも市内の各所には、市民の日常的な診療や健康管理を行い、患者の健康状態や病気などの相談のできる一次医療機関として、一般診療所が22カ所、歯科診療所が22カ所あります。診療内容も、内科・呼吸器科・小児科・神経内科・外科など、多様な診療科がそろっています。また、取手市、守谷市、常総市などと協力し、守谷第一病院やJAとりで総合医療センターなど8カ所の医療機関で、24時間365日、診察の受けられる、救急医療の体制強化に取り組んでいます。これからも、県や関係機関に対し、総合病院の誘致活動に取り組みたいと考えています。中学生議会2016