ブックタイトル広報つくばみらい 2016年9月号 No.125
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広報つくばみらい 2016年9月号 No.125
5-次号は平成2 8年9月2 5日(日)配布開始次号は平成28年9月25日(日)配布開始-市の水害防止に向けての対策伊奈中学校3年伊奈中学校3年江えどえど戸佑ゆりなゆりな里奈里奈議員議員【質問】昨年の常総市の水害では、住宅、農地、交通機関や産業施設などに甚大な被害が発生し、私は、他人事とは思えませんでした。大きな災害に対し、市ではどのような対策をしていますか。また、私たちはどのように避難したらよいでしょうか。中学生の私たちは自分だけが避難するのではなく、お年寄りや小さな子どもを助ける必要もあると思います。一人ひとりがどのような行動をとればいいかを共通理解しておけば、被害を最小限に食い止めることができると思います。しっかりとした対策が示されていれば、市民の不安も取り除かれると思います。みんなが笑顔で暮らせるよう、「安心感日本一」の市を目指して欲しいです。【市長答弁】昨年9月の関東・東北豪雨では、常総市内で鬼怒川堤防が決壊し、広範囲な浸水被害となりました。当市では「避難指示」の発令と同時に、避難所を開設し、市内ほか常総市からの避難者を受け入れました。被害状況は、床上浸水14件、床下浸水21件、事業所の浸水22件のほか、トマトやブドウなどの農作物にも被害が及びました。市では防災訓練を行い、災害発生時の行動確認をしています。また、河川堤防の改修や、土のうの準備、消防団による訓練も実施しています。災害時には、県内外の市町村や民間企業など25団体との災害協定に基づき、人的・物的支援をいただくことになっています。水害発生時は、防災情報や避難指示などを防災行政無線やメール配信などで伝え、高台の避難所を開設し、安全な避難経路に誘導します。避難場所は「つくばみらい市鬼怒川・小貝川洪水ハザードマップ」に掲載しています。ハザードマップには、洪水発生時に浸水の及ぶ範囲も示していますので、日頃から家族で話し合い、速やかに避難できるように準備していてください。中学生の皆さんにできることには、危険のない範囲で一人暮らしの高齢者への声かけなどが道路と公園の整備について伊奈東中学校3年伊奈東中学校3年沼ぬまじりぬまじり尻光こうきこうき騎議員議員ありますが、最も大事なことは逃げ遅れないことです。避難後は、避難所の運営などを手伝っていただければと思います。災害はいつ、どこで起こるか分かりませんので、普段の心がけがとても大切だと思います。今後も「安心感日本一」に向けて努力していきます。【質問】みらい平駅周辺ばかり発展が進んでいますが、みらい平駅周辺以外の地区にも目を向けて欲しいです。そこで二つ提案があります。一つ目は、私の住む伊奈東中学区の道路整備です。入り組んだ道が多く、道が狭いため、車が一台通ると、それ以外は何も通れないような場所もあります。二つ目は、公園の整備です。私達の地域には公園が少なく、遊具も十分ではありません。公園で遊ぶ小学生は少なくなりましたが、公園が整備されれば、外で遊ぶようになり、憩いの場にもなると思います。住民のすべてがよりよい生活を送れるよう、ぜひ検討してください。【市長答弁】まず、道路整備についてですが、市長就任時に各地域の意見を聞き、現在は、市総合計画や、市歩道整備基本計画、地域の方からの要望に基づき、計画的に整備を行っています。例えば、神生からワープステーション江戸までの約640メートル区間に歩道付きの幅11メートルの道路が本年3月25日に開通しました。これにより、取手国際ゴルフ場から神生地区までの狭い道路を通学路として利用していた、児童・生徒の安全が図られました。また、伊奈東中学校区は入り組んだ道が多く、道が狭いとのことですが、既存集落には幅が4メートル未満の狭い道路が多くあります。これらの道路については、地域の方の要望により、緊急性や必要性、地区の協力体制などを十分に検討した上で優先順位を決定し、改善工事を行っています。歩行者にとっても安全な道路こそが真の道路と考えていますので、今後も市民の方が安心して利用できる道路整備を進めていきます。次に公園の整備についてですが、市総合計画に定めた方針に基づき、公園・緑地の整備を進めてきましたが、「みらい平さくら公園」の新設をもって一段落しました。現在は、安心して利用できることを第一に、子どもから高齢者までの多くの方が自然と触れ合える場、日常的な健康づくりの場としての公園の管理を考えています。除草や薬剤散布、遊具などの安全点検のほか、長く安心して使用できるよう古い遊具などの改修を行っています。今後も市民ニーズに応じ、親しまれる公園づくりを目指したいと思います。中学生議会2016