ブックタイトル広報とね 2016年9月号 No.630
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広報とね 2016年9月号 No.630
○知的障がいのある方とは?○~災害時に役立つ知識の掲示板~今回は災害時に知的障がいのある方を支援するための情報をお伝えします!おおむね18歳未満までに生じた知的機能の障がいにより、日常生活に支障が生じている状態にある方です。(厚生労働省ホームページより抜粋)日常生活のさまざまな場面で手助けを必要とする方から就職して社会生活を送る方まで、社会へ適応する能力や必要とする支援の内容は一人一人異なります。知的障がいのある方の中には、誰もが混乱してしまうかもしれない災害時や緊急事態のときに、その時々にあった判断をしたり、必要な行動を自分で行うことが、より難しくなってしまう場合があります。災害時や非常時にはこんなことに困っているかもしれません☆周囲の方と必要なコミュニケーションがうまくとれない。☆感性がするどく、支援者の方の態度に敏感になってしまう。☆着替えなどの日常生活動作に時間がかかってしまう。☆何が起こったか理解できず、必要な行動を判断できない。~支援の際のポイント~◎行動のパターンに強いこだわりがあり、緊急時でも支援者の誘導を拒否される場合もあります。また、トイレなど身の回りのことに手助けが必要な方もいます。穏やかな表情で、ゆっくりと簡潔に話す僕!どうするの危険を察知しても環境の変化を理解できず、パニックになったり、恐怖で動けなくなったりしてしまう場合もありますが、支援する方はあわてずに対応することが必要です。穏やかな表情とゆったりとした話し方で、相手の気持ちを落ち着かせながら、避難誘導をしてください。コミュニケーションの際は、あいまいな表現を避け、簡潔な言葉かけや、身振り手振りなども交えると誰にとっても分かりやすいです。~平常時の備えについて~本人と一緒に福祉避難所までの距離や経路を確認したり、福祉避難所の見学をして、どういう場所なのか知っておきましょう。避難所を利用せず、車内や自宅で待機を予想している場合は、あらかじめ近所の方などに知らせておきましょう。★避難行動要支援者制度を申請して、地域の支援者の方にあらかじめ情報を提供しておくことも検討してください。◎問い合わせ先利根町地域自立支援協議会(役場福祉課内)℡68-2211(内線343)平成28年9月(№630)28