ブックタイトル広報だいご 2016年9月号 No.697

ページ
8/16

このページは 広報だいご 2016年9月号 No.697 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

広報だいご 2016年9月号 No.697

【歯の3つの働き】歯の健康保健コーナー守っていますか?歯には、1ものを噛む、2発音を助ける、3顔の形をつくるといった3つの働きがあります。わたしたちの歯は、食べたり話したりする楽しみや、身体の健康に深く関わっています。心も体も健康で充実した毎日を送るために、日頃から歯を大切にしましょう。【虫歯や歯周病が病気の引き金に】虫歯や歯周病になると、口の中に細菌が増えてきます。これをそのまま放っておくと、ついには細菌が血管に入って全身に広がり、いろいろな病気を引き起こしたり、生活習慣病(心疾患や糖尿病など)を悪化させることがあります。また、歯が痛かったり、歯がなかったりすると、食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうために、胃や腸に負担がかかり胃腸の病気にかかりやすくなります。表情や顔つきも変わり、力を入れてパワーを発揮することもできなくなってしまいます。【歯を失う原因は虫歯と歯周病】歯を失う原因の約90%は、虫歯と歯周病です。歯を失わないためには、虫歯と歯周病の予防が大切です。≪目指せ8020・6424≫『8020・6424』とは、「8020」は「80歳で20本以上の歯を保とう」、「6424」は「64歳で24本以上の歯を保つ」と「虫歯にしない」の2つの意味を持つ茨城県の歯科保健目標です。虫歯や歯周病が進行すると、歯が抜け落ちたり抜かざるを得なくなったりしてしまいます。そうなる前に予防を心掛け、60歳で24本、80歳で20本の歯を維持しましょう。【予防の基本はブラッシング!】虫歯や歯周病の原因になるのは歯垢(プラーク)です。「食べたら磨く」を心掛け、1回3分以上かけて、1本ずつ丁寧に磨きましょう。かみ合わせ部分の溝や歯と歯茎の間などは、歯垢がつきやすいので特に丁寧に磨きましょう。【一生自分の歯を保つための5つのポイント】ポイント1:磨き残しをなくす磨き残しやすい場所(歯と歯の間、歯と歯茎の境目、かみ合わせの溝)に注意して磨きましょう。歯の裏や奥歯なども磨き忘れの多いところです。ポイント2:デンタルグッズを使う歯ブラシだけでは、歯と歯の間を磨ききれません。デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用して汚れを取りましょう。ポイント3:よく噛む唾液は、細菌の繁殖を防いでくれます。唾液の分泌を増やすために、よく噛む習慣をつけましょう。ポイント4:かかりつけ医をつくる困った時にいつでも頼れる特定の歯科医院があると、口内環境や治療履歴などを把握しているので、治療がスムーズに進みます。虫歯や歯周病は再発する可能性が高いので、定期的に検査やメンテナンスができる「かかりつけ医」をつくりましょう。ポイント5:定期健診へ行く定期健診では、しっかり磨けているか確認できるだけでなく、専用の機械・機器を使って磨き残した部分や歯石をきれいに落としてくれます。定期健診はほとんどの歯科医院で行っています。健康な歯を保つために、半年に一度は定期健診を受けましょう。■問合せ健康増進課健康増進担当? 72-66118Public Information DAIGO September 2016