ブックタイトル広報 常陸大宮 2016年8月号 No.143

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概要

広報 常陸大宮 2016年8月号 No.143

学び合い~全国学力テスト日本一の秋田に学ぶ~本市と大館市の友好都市推進事業の一つとして、授業力向上研修会が7月15日に実施されました。これは「確かな学力をはぐくむ授業づくり」と題し、本市の授業力向上につなげることを目的としています。この日は、大館市立城南小学校の米澤貴子先生が大宮小学校で算数を、比内中学校の青山まり子先生が大宮中学校で英語の模擬授業を行いました。大宮小学校で行われた授業には市内外の教職員約35人が参観。子どもたちの反応を見ながらテンポ良く問い、問題を解かせ、発表させる米澤先生の授業は、確かな学力と豊かな表現力を身に付ける「城南スタイル」を体現していました。子どもたちからは、「自分で問題を解く力がついた」「算数が少し得意になった」という感想がありました。その後行われた全体会では、参観者と授業者が活発に意見交換。米澤先生からは、「課題は子どもたちと作る」、「時間を無駄にしないために見通しを立てる」、「不完全なほうが学び合いに有効」など、具体的で分かりやすいアドバイスがありました。▲模擬授業(上:大宮小学校、下:大宮中学校)動き出した友好都市交流ふるさとを学び、知り、発見する~小学生同士が交流~7月27日から29日に大館市立城南小学校の子どもたちが、常陸大宮市の歴史や文化を学び、大宮小学校の子どもたちと交流するため本市を訪れました。一日目は、大宮小学校で歓迎の会が行われた後、大館市と部垂城の話を聞く?つながりのある部垂城跡や小場城跡を見学。部垂城跡地に建てられた部垂義元の墓志や、今も残る小場城の堀や土塁を見ながら市の職員の説明を聞き、当時の城郭の様子を思い浮かべました。小場城は川を活かした天然の要塞となっていて、子どもたちはかつて城郭のあった台地を目の当たりにし、感嘆の声を上げていました。二日目は、児童交流会を行い、お互いの市の良さを資料や?紙漉き体験映像で紹介。お互いの市を比べることで、自分のふるさとの良さが再確認できたようです。その後、五介和紙工房で紙漉き体験をし、オリジナルの和紙を作成しました。この他にも市内の展望台や施設を見学し、常陸大宮市版のPR動画のための撮影を行いました。子どもたちは6年生同士で、はじめは恥ずかしがる様子もありましたが徐々に打ち解け、ゲームや学校の話で盛り上がり、楽しそうな様子でした。また共通の目的をもって交流することができ、新しい発見や気づきを得ることができたよう▲両市の子どもたちで記念撮影です。これからも交流の輪が広がることを期待します。広報常陸大宮8平成28年8月号