ブックタイトル広報 常陸大宮 2016年8月号 No.143

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広報 常陸大宮 2016年8月号 No.143

? ? ? ? ? ? ?6/29高齢者クラブ連合会スポーツ大会7/2生瀬・山方の乱について検証緒川運動公園グラウンドで「常陸大宮市高齢者クラブ連合会スポーツ大会」が開催されました。この大会はクロッケー・ペタンク・輪投げ・グラウンドゴルフの4種目が行われ、各地域の代表チームが出場し、いばらきねんりんスポーツ大会の出場権を争いました。約250人が参加して行われたこの大会は、高齢者の健康増進、仲間同士の交流や地域の親睦を深めることにもつながったようです。参加者の皆さんは、いきいきと楽しそうに、そして真剣に勝負に取り組んでいました。第1回文書館カレッジ「生瀬・山方の乱について―乱の発生年代・事件の性格を中心に―」を、元佐竹高等学校校長の野上平さんを講師に迎えて開催しました。佐竹氏の国替え、水戸藩の成立という戦国から江戸時代への過渡期に起きたとされる「生瀬の乱」「山方の乱」について、古文書や言い伝えを素材に長年の研究成果について話がありました。地域の歴史には関心が高く、170人の来場があり、質疑応答でも熱心な議論が交わされました。第2回は12月頃開催の予定です。▲メンバーの声援を受けてがんばりました▲講演する野上平氏7/3うるし漆の魅力を体験6/28文化財パトロール実施中!山方地域の特産品である漆の魅力に触れてもらうため、漆塗り体験教室の第1回目を実施しました。講師の山方漆ソサエティーの皆さんと本間健司氏の親切丁寧な指導のもと、市内在住の幅広い年代の15人が漆塗りを体験しました。この全5回の体験教室をとおして、小皿2枚と箸とこ5膳を仕上げる予定で、今回は生漆に砥の粉とカーボンをよく練って混ぜたものを塗る木地固め・下地の工程を行いました。下地の作業が終わった小皿と箸は、漆を固化させる専用の「漆室」に入れられ、次回以降、漆を塗り重ねていく予定です。文化財は地域の歴史や文化の生い立ちを理解する上で、欠くことのできない私たちの貴重な歴史的遺産で、市の文化発展の基礎となるものです。本市には、県・市指定の文化財や遺跡など多くの文化財が所在しています。皆さんも機会があれば、ぜひご覧ください。また県や市では、これらの貴重な文化財を保護するために文化財保護指導委員による巡視を実施しています。今年度の第1回巡視は6月28日に実施され、市内の文化財・遺跡について異常のないことを確認しました。なお巡視は年3回予定されていますので、皆さんのお近くへ行った際には、ご協力をお願いします。▲木地全体に漆を馴染ませる作業をしています▲文化財巡視中(小貫地内)広報常陸大宮11平成28年8月号