ブックタイトル茨城県立医療大学/学校案内2017
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茨城県立医療大学/学校案内2017
カリキュラム放射線医療の進歩に対応できる基礎と応用力を養う放射線技術科学科の教育カキュラムは順序立てて体系的に学べるようになっています。1年次では,放射線技術の専門科目を理解するための基盤として,人体構造や病気の成り立ちなど医療の基礎を学ぶとともに,放射線の性質や放射線の人体への影響など放射線の基礎も学びます。また,後期に実施する早期臨床見学では医療の現場を理解します。2年次から学ぶ専門科目では,画像検査技術と放射線治療などの分野を体系的に学びます。また,放射線の測定法や画像処理法,画像評価の方法を修得します。さらに,放射線を安全に取り扱うための知識を学修します。3年次後期には,付属病院や県内・近県の病院での実習を行い,実践的な技術と医療社会における人々への接し方を学びます。4年次では,専門知識を有機的・総合的に関連づけて学びます。放射線技術科学研究やコロキュウム(論文講読と討議)を通じて問題の提起と解決能力を身につけます。放射線技術科学科専門基礎科目・専門科目のコース構成1年次2年次3年次4年次前期後期前期後期前期後期前期後期基礎科目(1)基礎科学コース(2)コミュニケーションコース(3)人間形成コース(1)医療の基礎コース放射線医学概論など診療放射線技師に必要なリハビリテーションや公衆衛生学的な観点及びメンタルヘルスについて学修する。(2)基礎理工学コース医用工学実験など高度な技術への対応や診療機器の適切な取り扱い及び放射線の安全利用のために必要となる理工学的な基礎知識を習得する。(3)画像診断技術コース超音波検査技術学実習など撮影技術と画像診断技術の習得に必要な基礎知識について学修する。(4)核医学検査技術学コース放射線科学実験など放射性同位元素による核医学の知識や技術について学修する。専門基礎科目・専門科目医用画像情報学Ⅰ・Ⅱなど(5)医用画像情報コース医用画像の成立に必要な画像形成理論を学習するとともに,医用画像の処理,解析及び評価についての手法を習得する。画像情報システムを含む医療情報システムの運用に必要な知識や臨床応用について学修する。(6)放射線治療コース放射線計測学など放射線治療技術の基礎になる放射線生物学や放射線計測学,各種疾患における治療法,照射技術,基礎的な放射線医学,放射線治療の臨床まで総合的に学修する。(7)放射線の安全利用コース放射線安全管理学実験など放射線の安全管理のための計測技術や放射線防護技術,放射線診療における品質保証の概念及び意義について学修する。(8)総合応用コース4年間の学修を総括し,医療人として必要なチーム医療ができる知識や技術及び態度を習得する。(9)IPEコースチームワーク入門実習多職種連携の意義,理念を理解し,保健・医療・福祉の場において,多職種との連携や相互補完,協働する態度及び能力を習得する。保健医療とチームワーク演習チーム医療演習35Ibaraki Prefectural University of Health Sciences