ブックタイトル茨城県立医療大学/学校案内2017
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茨城県立医療大学/学校案内2017
カリキュラム看護の概念づくりと職業に対するアイデンティティを養う看護の基本的な考え方は,「人間」「環境」「健康」「看護」をどのようにとらえるかにあります。カリキュラムは,これらを具体化しながら,看護の概念づくりと職業に対するアイデンティティを養えるように,系統的に構成されています。また,本学科では,4年間で全員が看護師と保健師の国家試験受験資格を取得できるカリキュラムになっています。科目構成は,基礎科目3コース,専門基礎科目・専門科目8コースから成り立っており,これらのコースでの講義や演習を経て実習を行い,学生が実践を通して自主的に問題探究能力を養うことに力を入れています。1年次では,「看護学概論」や「チームワーク入門実習」などで人間の理解や看護職の役割・機能,関連職種との連携のあり方を学びます。2年次では,「看護学基礎演習Ⅱ」や「看護学基礎実習Ⅰ・Ⅱ」などを通じて,人々の健康状態の評価と健康の維持・増進のための基本的な思考過程や援助技術について学びます。3年次と4年次には,各ライフステージにある対象の健康障害の理解や看護の方法論,地域で生活する人々が健康的に過ごすための疾病予防や健康づくり,地域社会全体を視野に入れた集団への援助について学修します。さらに,保健医療が統合できる科目を配置し,これまで学修した知識や技術を応用して,より高次の課題を探求できる能力が開発できるように構成されています。看護学科専門基礎科目・専門科目のコース構成1年次2年次3年次4年次前期後期前期後期前期後期前期後期基礎科目(1)基礎科学コース(2)コミュニケーションコース(3)人間形成コース(1)人間の理解と看護の基盤コース看護学概論など看護の対象となる人間の全体像を理解し,看護を学ぶ上での基盤となる知識・技術を習得する。(2)看護実践の基盤コース1看護学基礎演習Ⅱなど看護実践の基盤となる知識・技術・態度を習得する。(3)健康障害と看護コース健康障害をもつ対象の特性に応じた看護実践を展開する基盤となる知識を学修する。(4)ライフサイクルに共通する看護コースライフサイクルを通じた対象の特性に応じた看護援助に必要な知識・技術・態度を習得する。専門基礎科目・専門科目(5)ライフステージの看護コース(6)地域社会の健康と看護コース2小児看護学Ⅱ3成人看護学Ⅱ4老年看護学Ⅱなど各ライフステージにある対象の特性に応じた看護援助に必要な知識・技術・態度を習得する。5公衆衛生活動論Ⅱなど地域社会における健康問題に取り組むために必要な知識・技術・態度を習得する(7)総合応用看護コースこれまでの学修を応用し発展的に看護をとらえ,さらにすべての知識や技術,態度を統合し,新たな課題や解決の方向性を見出せる能力を習得する。(8)IPEコースチームワーク入門実習多職種連携の意義,理念を理解し,保健・医療・福祉の場において,多職種との連携や相互補完,協働する態度及び能力を習得する。保健医療とチームワーク演習チーム医療演習17Ibaraki Prefectural University of Health Sciences