ブックタイトル茨城県立医療大学/学校案内2017

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概要

茨城県立医療大学/学校案内2017

IPUの魅力4OSCEオスキー※1客観的評価システムで,プロの自覚と向上心が育つ客観的臨床能力試験(OSCE)とは,従来の筆記試験が主に認知領域(知識)の評価を行うのに対して,精神運動領域(技術)や情意領域(態度)の能力評価に適しているといわれるもので,本学では,学生の医療専門職としての臨床実践能力の向上を図るために,全学科で導入しています。例えば作業療法学科では,B a s i c - O S C E(3年次),Advanced-OSCE(4年次)を実施しています。臨床評価実習直前に行われるBasic-OSCEでは,求められる臨床技能の獲得度評価,また,総合臨床実習後に行われるAdvanced-OSCEでは,必要な臨床技能の到達度確認を目的として,評価と指導を行っています。また,学内の教員だけでなく,模擬患者や学外の専門家(外部評価者)からも評価やフィードバックを受ける機会を設けています。ここが魅力作業療法学科4年後藤理沙さん総合臨床実習前後でOSCEがあるのはとても心強いです。OSCEでできたところは自信につながり,できなかったところはもう一度勉強し直すことができます。また外部から来てくださる評価者の方々からフィードバックを受けることでより臨床場面をイメージすることができ,自分の課題も明確になります。医療大学のこと看護学科理学療法学科作業療法学科FD(Faculty Development)※2活動の推進※1客観的臨床能力試験(Objective Structured ClinicalExamination)筑波大学及び茨城大学農学部との連携放射線技術科学科学生たちが常により良い環境で質の高い教育を受けられるように,組織的なF D活動に全学挙げて取り組んでいます。本学のF D活動にはさまざまなメニューがあります。まず,「全学FD研修会」では,最新の高等教育事情をテーマとして取り上げ,本学の教育のあり方を議論しています。また教員による授業参観形式の「公開授業」を導入して相互研鑽に努めています。さらに「I P Uミーティング」というアクティブな研修会も取り入れるなど,本学に最適な研修方法を開発し続けています。また,これらの活動の様子は,広報紙「F D通信」に掲載して,学内外への情報の発信にも努めています。※2教職員の資質向上を目的とした活動本学では,筑波大学および茨城大学農学部との間で,両大学がそれぞれの特色を生かして相互に連携・協力し,有為な人材の育成,研究の推進,地域医療の充実に寄与することを目的として連携協力協定を結んでいます。筑波大学とは「学部学生教育の充実」「大学院学生教育・研究交流の推進」「付属病院の連携」に関する取組みを,茨城大学農学部とは「学部学生教育の充実」「学生の交流」「地域貢献及び研究交流」に関する取組みをそれぞれ推進しています。〈連携の例〉・学部学生の単位互換・施設(図書館等)の相互利用・サークル間交流などUniversity Guide 201712