ブックタイトル茨城県立医療大学/学校案内2017

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概要

茨城県立医療大学/学校案内2017

教育・診療・研究の現場だから,地域医療の実際がわかるロボットスーツHALR(Hybrid Assistive Limb)ロボットスーツH A LRは,筑波大学システム工学研究科の山海嘉之教授により開発された,人の立つ・歩くといった生活動作の支援を目的とした装着型のロボットです。茨城県立医療大学ではHALの開発段階より共同開発の形で携わっており,その実用化に向け臨床試験や運用マニュアルの策定を担ってきました。現在は付属病院においてHALの医療機器としての実用化を目指した臨床研究を進める一方,学部や大学院の授業でHALを運用するための人材育成に積極的に取り組んでいます。大学との緊密な連携を通して地域医療をささえますここが魅力医療大学のこと理学療法学科4年瀧ヶ﨑里歩さん付属病院の実習では,臨床実習指導者の先生方が熱心に指導をしてくださるので充実した実習ができます。病院の雰囲気は和やかで,患者さんもスタッフの方も笑顔で対応されているのが印象的です。また,一年次から実習でお世話になっている病院なので過度に緊張することなく,落ち着いて実習に励むことができました。看護学科理学療法学科作業療法学科茨城県のリハビリテーション医療の普及発展に貢献しています茨城県立医療大学付属病院病院長和田野安良放射線技術科学科医療系大学の付属病院設置は世界的に見ても珍しいものです。付属病院の役割は3つあり,1学生の実習,2教職員の臨床研究,3茨城県のリハビリテーション医療の発展です。1に関しては学部1年から大学院生まで,授業実習に使用されます。2に関しては卒業研究のみならず大学院生の研究や大学教員,病院職員の研究,リハビリ機器の開発や臨床効果判定に利用されます。3に関してはリハビリテーション専門病院として高度で先進的なリハビリテーション医療を提供するのみならず,茨城県地域リハビリテーション支援センターとして県のリハビリテーション医療の普及発展に貢献しています。土日・祝日を含めた「365日リハ」を実施し,さらにリハビリテーションの充実に向け療法士等の増員など,体制整備に取り組んでいます。University Guide 201710