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概要

広報みほ 2016年8月号 No.653

「第57回宝塚記念」マリアライト号久保田貴士調教師蛯名正義騎手伊坂重信調教助手6月26日、阪神競馬場(2200m芝コース)で行われた第57回宝塚記念において、美浦トレーニング・センター久保田貴士厩舎所属のマリアライト号が優勝しました。好スタートから馬群の中団外側にスムーズに位置取ったマリアライト号は、ライバルたちを常に右に見ながら様子を伺う展開。最終コーナー手前で加速すると外側から前を行く馬たちに並びかけ、直線で次々に抜き去るとゴール直前で最後の1頭を抜いて先頭へ。直後に外側から後続馬が猛烈に追い上げてくるも抑えきって先頭でゴールを駆け抜け、見事に優勝しました。担当の伊坂調教助手は、「この半年、以前に上乗せして成長してきていて、大きく見せるようになったと感じていました。エリザベス女王杯のときから8キロ増でしたが、そういう数字より頼もしくなってきたなと。エンジンのかかりが遅いようなところがありますが、一度スピードに乗ると落ちない馬なので、ゴール前の展開を見ていて抜けるなと思っていました。本当に凄い馬です。」と語ってくれました。上半期の締めくくりに相応しい激走でレースを制し、GⅠ2勝目を上げたマリアライト号は現在放牧中。今後に向けて鋭気を養ってほしいですね。七夕に「健康」文字の願いかな矢原はつい七夕のひたしづもりぬ霞か浦ほの夕宮崎きみ枝天の川霞か浦ほ満月と光り合ふ松葉よしゐ梅の実を漬ける卒寿の塩加減松本秀子カブト虫目にも留めないスマホッ子中島輝子波乗りや特攻兵の発たちし湖うみ田島早苗汗止めの首の手拭子が笑ふ髙柳幸子七夕やオレンジ園えんし舎ゃ子らはずむ木澤はしめ梅雨に消ゆ都知事悔しい道半ば海道民子風そよぐ孫の声待つ夏座敷伊藤八千帆七夕やたかみに吊す老ろうの文字石毛恵美子風薫る交かわす指輪に讃美歌に青野安佐子七月の俳句(題当季雑詠)(五十音順)雨の緑野啼なく声悲し雉きじの塒ねぐはら何処じゃやら山口壱路雨でゆるんだ崖から落ちた家が一軒息止まる山﨑笑子梅雨のあとさき雨降り続く雨が止んだら暑い夏武田かずお梅雨の滴にしっとり濡れて誘う紫陽花七変化飯塚筑風若葉たたいて霞める道を急ぐ自転車雨しぐれ上野八千代梅ば雨いう各地にもたらす被害家屋のみ込む無情雨長谷川悦子梅雨の晴れ間の忙せわしい時間葉裏のんびりカタツムリ関根秀子雨の紫陽花箱根路飾る登山鉄道楽し旅小池きよし自然破壊の報復なのか地震豪雨に術がない門脇悠美田畑うるおすめぐみの雨も時に災難振りかける沼嵜朋香雨も楽しい紫陽花ロード老いが華やぐ最も合あい傘田島草実濡れて色増し七色変化梅雨に紫陽花粋に咲く伊藤葉子雨の恵みも時には地獄豪雨天災大暴れ小薗江久美迫る夕闇さみしさ増して雨に鳴きつく青蛙篠原美千代妻のすすめで鞄に入れた傘で助かる通り雨高橋一歩帰り支度の貴方の傘をそっと隠した遣やらず雨あめ石戸葎華雨があがって喜ぶ子等のしぶきあげてる水溜り塚本夏雲正調俚謡日和吟社題「梅・雨」一字以上詠み込み有季無季随意みほ文芸5広報みほ平成28年8月号